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【ソライロ遍路紀行16日目-1】長く苦しかった国道55号線が終わる

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2016-04-06 11.59.19_土佐くろしお鉄道陸橋
※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。

4月6日、お遍路16日目その1。
お遍路16日目の朝は5時半起き。公園は夜も人の出入りがあり少し気になった。駅や住宅地も近いので野宿するにはあまりいい場所ではなかったかもしれない。睡眠自体はまあまあ眠れたので疲れは取れていた。

15日目はこちら。
1 真っ縦を登り二十七番札所神峯寺へ
2 真っ縦の登り返し後、温泉に入れず公園野宿



朝飯
朝飯&行動食は干したけのこの炊き込み麦飯。朝からウインナーがうまい!

2016-04-06-06-13-09_%e5%b9%b2%e3%81%97%e3%81%9f%e3%81%91%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%ae%e7%82%8a%e3%81%8d%e8%be%bc%e3%81%bf%e9%ba%a6%e9%a3%af%e3%81%a8%e7%84%bc%e3%81%8d%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%8a

2016-04-06-06.18.41_干したけのこの炊き込み麦飯と焼きウインナー行動食



今日の予定
次の札所大日寺までは約23キロ、17時までに間に合うかどうか正直自信はない。恐らくぎりぎりになるだろうが、焦らずに行こう。いずれにしろ大日寺周辺で野宿することになりそうだが、夜から雨になるようなので屋根のある場所を確保することが最重要になる。


今朝はテントの結露がほとんどなく、いい感じに乾いていた。荷物が少し軽くなるかな^^

7:02、パッキング完了で出発準備OK。今日も天気はよさそうだ。

2016-04-06-07.02.19_パッキング完了


2016-04-06-06.13.09_干したけのこの炊き込み麦飯と焼きウインナー朝飯





海岸線沿いの道を歩く
まずはすぐそばのローソンへ。店員さんに断って、トイレを借りしゴミを捨てさせていただく。遍路道にコンビニがあると本当に助かる。

23キロ先を目指すとなるとダレそうなので、中間地点くらいにある「道の駅やす」を目指そう。距離は14キロくらい。

55号線と並行した海岸線沿いの道を歩く。ここは車が走らないので歩きやすい。

1時間ほど歩いたところに休憩所があった。

2016-04-06-08.07.02_休憩所の東屋

2016-04-06 08.07.31_東屋内


レインボー北星の看板。素泊まり3500円なら安い方だ。メモ代わりに写真を撮っておく。

2016-04-06 09.05.01_レインボー北星看板


赤野休憩所に到着。トイレ、東屋がありスペース的に結構広く、少し高台に鳴っているので土佐湾琴ヶ浜の眺めがすばらしい。今日は天気もよくて気持ちがいい。少し休憩して英気を養っていると、先日の金剛頂寺からの下りで出会った歩きお遍路さんと再会。ほぼ同じペースで歩いているようだ。昨日泊まった場所や今日の予定などお互い話す。お遍路さん同士のこういう会話が楽しい。

2016-04-06 09.25.33_赤野休憩所

2016-04-06 09.26.09_赤野休憩所のトイレ

2016-04-06 09.26.52_赤野休憩所の東屋

2016-04-06 09.27.38_赤野休憩所から眺める土佐湾


赤野休憩所を発ち少し進むと、扉の開いている小屋があり、ちょっとのぞいてみるとなんだかとても面白そう。よくみると接待所と書いてあったのでお邪魔してみる。遍路地図にも載っている栗山映子さんの接待所だった。

2016-04-06 10.07.30_栗山映子さんの接待所

たくさんの折り紙がテーブルに並べられ、天井からも吊るされ、見ているだけで楽しくなる。ひな祭りの折り紙も。

2016-04-06 10.09.03_折り紙いろいろ

2016-04-06 10.09.09_ひな祭りの折り紙

2016-04-06 10.09.41_お魚

先程のお遍路さんも来て、一緒にコーヒーをいただいた。ごちそうさまでした!

2016-04-06 10.11.41_コーヒー

ためになるお言葉。

2016-04-06 10.14.03_ためになるお言葉


琴ヶ浜の海水健康プールの建物のところにトイレがあったのでお借りする。そこから海岸に出れたのでちょっと行ってみた。

海を眺めるのは気持ちがいい。しばし疲れを忘れる。

もう11時だし、今日はこここで昼飯にしよう。



昼飯
海なので海産物を使って海香るパスタにしてみた。食後は砂浜で海を眺めてぼーっと一休み。優雅なひととき。

2016-04-06 11.18.48_パスタ茹で中




道の駅やすを目指す
お昼を食べたあとはペースをゆるめて海岸沿いを歩く。ゆるめてと言ってももともとゆっくり歩いているだが、もっとゆっくりのんびりという感じ。


陸橋を渡るかつての土佐電鉄の写真があった。

2016-04-06 11.58.59_土佐電鉄

現在の土佐くろしお鉄道の陸橋。

2016-04-06 11.59.19_土佐くろしお鉄道陸橋


若い歩きお遍路さんに声をかけられた。初お遍路、宿泊まりで通しで歩くそうだ。荷物も軽そうで軽快に歩いていった。

遍路道沿いに善根宿が建っていた。神峯寺でみた萩森リストの萩森さんが運営されている有名な善根宿。泊まりたい人は萩森さんに直接電話をすえばいいらしい。

2016-04-06 12.10.41_休憩所、善根宿萩森

少し宿の中をのぞかせていただいた。雨露がしのげるだけでなく布団をしいて寝れる、こういう場所は本当にありがたい。

2016-04-06 12.11.41_宿の中


しばらく自転車道を歩いていたが国道に戻るとウエルプラザ洋寿荘の看板がある。看板に「↑遍路休憩所」とあった。

2016-04-06 12.42.56_ウェルプラザ洋寿荘

ウエルプラザの施設に付属する形で遍路休憩所があった。トイレもあるし無料の給茶機まで!(これの呼び方がよくわからないけど^^;)大変ありがたい。

2016-04-06 12.44.31_遍路休憩所

2016-04-06-12.47.22_トイレ

2016-04-06 12.47.22_トイレ


このあたりの国道は少し起伏がある。このゆるやかな坂道が意外とこたえるが、もう道の駅まではそんなに遠くないはず。がんばって歩こう。

13:40、「道の駅やす」に到着。道の駅から大日寺、次の国分寺までの距離が出ていた。大日寺まではあと8.5キロとある。

2016-04-06-13.42.44_道の駅夜須から国分寺まで

2016-04-06 13.42.51_大日寺まで8.5キロ

道の駅で少し休憩。売り場を見てみると「トマトリーまん」なるものがあった。売り場の人に話を聞いてみると、こちらの地元で開発したオリジナル商品だそうだ。

2016-04-06 13.52.26_トマトリーまん

「トマトリー」とは「西内さおりのフルーツトマトをぜいたくに使用し、水を1滴も使わずに仕上げたヘルシーなトマトカレー」とある。こういうのは絶対うまいはず!

2016-04-06 13.52.36_トマトリー

トマトリーまんを購入してみた。1個200円。

2016-04-06 13.53.15_トマトリーまん購入

2016-04-06 13.53.46_トマトリーまん断面

トマトカレーとあるが、カレーはあまり強くなく意外にあっさりしていてとても食べやすい。とても美味しい。


少し休憩しながらこの後の予定を考える。

今は14時少し前。大日寺まで8.5キロなので、1時間3キロのペースで歩いてちょうど間にあるくらいだが、1時間3キロというのは今の状態からするとギリギリだ。ちょっと足が痛かったり疲れが出てくると難しいかもしれない。

のんびりお寺付近まで歩いて、明日の朝イチでお参りでも悪くないよなぁと思いつつ地図を見ているとあることに気づいた。大日寺へは海岸沿いから少しだけ離れ、その先はしばらく内陸部側に入っていく。そして徳島から続いてきた長い長い国道55号線歩きがこれで終わるのだ。そう考えると急にモチベーションがあがってきた。

よし、がんばって今日中に大日寺で納経して、国道55号線とお別れしよう!


歩き始めるとちょうど土佐くろしお鉄道の電車が目の前を通り過ぎる。1両編成のかわらしい電車だ。

2016-04-06 14.14.42_土佐くろしお鉄道の車両


住宅街に入ったところでやたら目にしたペットボトルで作った風車。この辺で流行ってるのかな?

2016-04-06 14.37.50_ペットボトル風車

2016-04-06 14.38.14_ペットボトル風車


ヘンロ小屋香我美に着いた。小屋のデザインは「凧」のイメージだそう。水道あり。

2016-04-06 14.41.06_ヘンロ小屋香我美

2016-04-06 14.41.16_小屋内

金柑のお接待が箱においてあったので2つだけいただき、お水も補給させていただいた。人

2016-04-06 14.43.18_黄金柑のお接待


桜が綺麗に咲いていた。近くに面白そうな駄菓子屋があってとてもソソられたが今は先を急ごう。

2016-04-06 15.07.01_見頃の桜

2016-04-06 15.07.45_桜アップ


裏道から再び55号線に戻る。コインランドリーがある。少し洗濯物が増えてきたがまた次の機会だなぁ。

龍馬の湯」という温泉のあるところで国道55号線から国道22号線に入る。これで長く苦しかった55号線歩きが終わる。いろいろな試練があったが、ここまで自分を運んでくれたのもこの道だった。感謝しなければと思うと同時に、もうこの道を歩かないでいいのかと思うだけで少し気が楽になった。



16日目その2へ続く


【ソライロ遍路準備編】
パッキング編
パッキング編2(食材)
自炊計画


【ソライロ遍路紀行高知編】
11日目-1 朝から雨、徳島から高知へ入る
11日目-2 魔の55号線で大きな痛手
12日目-1 二十三番札所から三日目、食べても食べても力が入らず
12日目-2 フラフラになりながら室戸岬にたどり着く
13日目-1 高知初の札所に到達しyoutube仲間の陣中見舞い
13日目-2 道具と食材と体と心を整える
14日目-1 雨の中、二十六番札所金剛頂寺へ
14日目-2 田野町の温泉に入り、二十三士公園に野宿
15日目-1 真っ縦を登り二十七番札所神峯寺へ
15日目-2 真っ縦の登り返し後、温泉に入れず公園野宿
16日目-1 長く苦しかった国道55号線が終わる
16日目-2 少年の導き
17日目-1 雨の遍路みちを歩き、二十九番札所国分寺へ
17日目-2 三十番札所善楽寺から打ち戻り、一宮墓地公園へ
18日目-1 三十一番札所竹林寺~三十二番札所禅師峰寺
18日目-2 車救出後、種崎千松公園へ
19日目-1 浦戸大橋の一番高い所からの風景を眺め、三十三番札所雪蹊寺~三十四番札所清龍寺へ
19日目-2 三十五番札所清瀧寺後、窪地休憩所にて野宿
20日目-1 三十六番札所青龍寺
20日目-2 龍温泉に入り、ゆる~い一日に
21日目 浦ノ内湾の北岸を歩き、土佐市から須崎市へ
22日目-1 焼坂峠を越え中土佐町へ
22日目-2 添蚯蚓遍路道を歩き四万十町へ
23日目-1 三十七番札所岩本寺から水車亭でスイーツ休憩
23日目-2 猿田彦神社に寄り道し、土佐佐賀温泉こぶしのさとへ
24日目-1 熊井隧道を抜け、再び高知の美しい海へ
24日目-2 ベテランお遍路に叱られ凹みつつ、ゴルフ場に泊まる
25日目-1 四万十ブルーに見惚れ、10年後に思いを馳せる
25日目-2 下ノ加江海岸で初めての砂浜野宿
25日目-3 その夜
26日目-1 足摺岬へ向かう途中、以布利港でジンベイザメに出会った
26日目-2 四国最南端足摺岬へ
27日目-1 足摺半島をぐるっと周り、中浜万次郎生家に寄り道
27日目-2 足摺半島西岸を歩き、バス待合所で野宿
28日目-1 食料計画が崩れる
28日目-2 雨の月山詣でと命の梅干し
29日目-1 宿毛の遍路小屋であやしげな老人に出会う
29日目-2 デポ作戦を決行し、高知最後の札所へ
(以下執筆中)


【ソライロ遍路全記事一覧】
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