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【ソライロ遍路紀行11日目-1】朝から雨、徳島から高知へ入る

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※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。

4月1日、お遍路11日目その1。
11日目の朝。久々の布団で気持ちよく寝ていたが、3時に目が開いてしまってからは寝付けず5時にちゃんと起きる。もう野宿にはだいぶ慣れた気がしていたが、やはり宿に泊まると格段に疲れが取れ体が軽くなる。

そして今日から4月。気持ちを新たに歩こう。

10日目はこちら。
1 室戸岬への長い道のりの始まり
2 牟岐町から海陽町へ、徳島最後の夜



朝飯&出発
朝は昨日作っておいた麦カレーピラフ。麦カレーピラフは放っとくだけできる定番になりつつある。一合炊いてあるので半分は行動食。



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昨日30円で買ったレタスはそのままだとすぐ傷みそうなので、エアコンの風に当てて干しておいた。半干しくらいになったはず。

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今日は朝から雨。予報では一日雨、午後になれば少し小降りになりそう。雨と聞いただけで気持ちが滅入ってくる。6日目の夕方、どしゃぶりの雨に降られたときもしんどかった。あのときは1時間半くらいだったが今回はほぼ1日。厳しい1日になるかもしれない。


7:20、出発準備完了。スマホもビニールケースに入れ、肩掛けバックはビニール袋で包みこんだ。民宿のご主人からも「雨で大変だと思いますががんばってください。」と送り出された。

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今日はまず高知県を目指し、室戸岬へ向かう途中のどこかで野宿予定。雨なので無理はしないでいこう。



高知を目指す
歩きだしてみるとレインウェアのフードをかぶっていても雨が目に入る。メガネをしている分まだましだが、視界が見えづらく歩きにくい。

すぐにヘンロ小屋があり、ビニール袋に包んで肩から下げていたサブバックが邪魔になるのでザックに入れ直す。雨は予想以上に激しく降っている。

ヘンロ小屋NASA

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宿効果もあり足の調子は悪くない。1時間ほど黙々と歩いた。遍路休憩所のような場所があった。のぞいてみるとコーヒー牛乳やプリンなどが売られていた。

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お腹はまだ減っていなかったので少し休憩だけしてまた出発。雨の日は景色も楽しめないのでただひたすら歩くしかない。


モスクみたいな形をした建物が見えてきた。近づいていくとこれが道の駅宍喰温泉だった。

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ちょうど雨足が激しくなり、風も強まってきたので少し休憩する。

今は1歩でも前に進んでおきたい!という気持ちもあるのだが、こんななか歩いても体にこたえるだけなんじゃないかという気もしてきた。予報では午後になれば少し雨が弱まるはず。温泉に入って少し時間をつぶすのもいいかもしれないなぁと、、

よし、温泉に入ろう!

併設された温泉の建物にある営業案内を確認する。600円なら平均的な値段だろう。がよくみると営業時間が朝6:30-9:00(朝風呂)、11:00-22:00とあった。

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現在9:30。ちょうど朝風呂と通常の営業が始まる間の時間だった。

11:00までまだ1時間半ある。さすがに待つ気にはなれず、温泉はあきらるしかなかった。


宍喰の遍路小屋。高床式になっている。すぐそばにトイレもあった。寝床としては悪くなさそうだが、まだ10時前。ここで停滞する気になれないので先に進む。

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高知県東洋町
雨のなか、前に進むしかない。

宍喰を抜け、狭いトンネルに入る。これまでお天気に恵まれることが多かったので当たり前のように青空の下を歩いてきたが、今日は心の底からお日様が恋しい、、、せめて天気が回復傾向にあって夕方には晴れるのであれば気楽に歩けるんだが、、、

トンネルをくぐり抜けると、高知県東洋町の案内板が見えた。徳島から始まったお遍路旅も11日目にしてようやく高知県に入った。

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まだまだお遍路は長い。特に高知は横に長いので歩く距離も非常に長いが、先のことについてはまだイメージが沸かなすぎて想像がつかなかった。それよりも何よりも今はこの雨の中なか少しでも先に進んで1mでも室戸岬に近づいておきたい。


そう言えば牟岐町で教わった宍喰のトンネルを抜けた先のコンビニというはどこだったんだろう。それらしき店は見当たらなかった。もしコンビニを当てにしていたらやばかったかも。必要なものは昨日のうちに買い揃えておいてよかった。


港に出た。甲浦(かんのうら)港というらしい。

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港のすぐ側に公園があったので少し休む。雨の中歩くのはいつも以上に疲れるし、雨に濡れたせいかいつも以上にザックが重い。

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雨はだいぶ小降りになっていた。もう11時なのでお昼にしたかったが今は風が強いので自炊は厳しそうだ。行動食でしのいでお昼はもう少し先に進んでからにしよう。


少し歩くと甲浦郵便局があった。郵便局かぁ、、、また荷物を送るのはもう少し先でいいかなぁと思っていたが、郵便局の前に来たら送り返したいものを3つ思いついた。ザックを1キロ近く減らせるかもしれない。今は少しでも荷物が軽くしないと、室戸岬にたどり着ける気がしない。

雨の中急いでも仕方ないので、返送用の荷造りをすることにして局内に入った。ゆうパック用のダンボールを100円で購入し、送り返すものをダンボール一に詰め込むと計1.4キロになった。

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送り返したものの詳細はパッキング編に記述。

ザックを背負い直してみると明らかに軽くなった!少し楽になりまた雨のなか黙々と歩をすすめた。



昼飯
国道55号線は聞いていたとおり何もない。海と反対側は少し山になっている。

24時間営業コインスナックと書かれた場所があった。単にたくさんの自販機が並べられているだけなのだが、屋根がありテーブルと椅子があり、しかも水道まであった。

雨が凌げて水が使える、つまり絶好の自炊ポイントということなので早速昼飯にした。雨に濡れて少し寒いので温かいうどんにした。合うかどうかわからなかったが干しレタスを入れてみると、しゃきしゃきした歯ごたえが悪くない。味付けはヒガシマルのうどんスープの素のみ。




少し休憩していると、雨の中一人で歩いているお遍路さんが休憩もせずに通り過ぎていった。きつそう感じではあったが、前をみてもくもくと歩いている姿に自分もがんばらなければと励まされる。明日には室戸岬にたどり着けるよう、もう一踏ん張り歩こう。



11日目その2へ続く


【ソライロ遍路準備編】
パッキング編
パッキング編2(食材)
自炊計画


【ソライロ遍路紀行高知編】
11日目-1 朝から雨、徳島から高知へ入る
11日目-2 魔の55号線で大きな痛手
12日目-1 二十三番札所から三日目、食べても食べても力が入らず
12日目-2 フラフラになりながら室戸岬にたどり着く
13日目-1 高知初の札所に到達しyoutube仲間の陣中見舞い
13日目-2 道具と食材と体と心を整える
14日目-1 雨の中、二十六番札所金剛頂寺へ
14日目-2 田野町の温泉に入り、二十三士公園に野宿
15日目-1 真っ縦を登り二十七番札所神峯寺へ
15日目-2 真っ縦の登り返し後、温泉に入れず公園野宿
16日目-1 長く苦しかった国道55号線が終わる
16日目-2 少年の導き
17日目-1 雨の遍路みちを歩き、二十九番札所国分寺へ
17日目-2 三十番札所善楽寺から打ち戻り、一宮墓地公園へ
18日目-1 三十一番札所竹林寺~三十二番札所禅師峰寺
18日目-2 車救出後、種崎千松公園へ
19日目-1 浦戸大橋の一番高い所からの風景を眺め、三十三番札所雪蹊寺~三十四番札所清龍寺へ
19日目-2 三十五番札所清瀧寺後、窪地休憩所にて野宿
20日目-1 三十六番札所青龍寺
20日目-2 龍温泉に入り、ゆる~い一日に
21日目 浦ノ内湾の北岸を歩き、土佐市から須崎市へ
22日目-1 焼坂峠を越え中土佐町へ
22日目-2 添蚯蚓遍路道を歩き四万十町へ
23日目-1 三十七番札所岩本寺から水車亭でスイーツ休憩
23日目-2 猿田彦神社に寄り道し、土佐佐賀温泉こぶしのさとへ
24日目-1 熊井隧道を抜け、再び高知の美しい海へ。
24日目-2 ベテランお遍路に叱られ凹みつつ、ゴルフ場に泊まる
25日目-1 四万十ブルーに見惚れ、10年後に思いを馳せる
25日目-2 下ノ加江海岸で初めての砂浜野宿
25日目-3 その夜
26日目-1 足摺岬へ向かう途中、以布利港でジンベイザメに出会った
26日目-2 四国最南端足摺岬へ
27日目-1 足摺半島をぐるっと周り、中浜万次郎生家に寄り道
27日目-2 足摺半島西岸を歩き、バス待合所で野宿
28日目-1 食料計画が崩れる
28日目-2 雨の月山詣でと命の梅干し
29日目-1 宿毛の遍路小屋であやしげな老人に出会う
29日目-2 デポ作戦を決行し、高知最後の札所へ
(以下執筆中)


【ソライロ遍路全記事一覧】
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