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【ソライロ遍路紀行10日目-1】室戸岬への長い道のりの始まり

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※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。

3月31日、お遍路10日目その1。
10日目の朝、4時過ぎに起きる。車道に面した休憩所だったので、夜中車の音で何度か目が覚めたがまあまあ眠れた。この場所は休憩所裏にトイレもあり、いい場所だった。

9日目はこちら。
1 海沿いを歩き二十三番札所薬王寺を目指す
2 薬王寺と温泉とひとり野宿



朝飯&出発
朝と行動食用にキャベツとおかかのおにぎりとキャベツの味噌汁。これで残りキャベツだいぶ減った。今日中に食べ切れそうだ。

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5:54、撤収作業&パッキング完了。

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次は約73キロ先の室戸岬の先端にある高知最初の札所。札所間の距離の長さではお遍路全体で3番目くらいに長い。これだけの距離があると、1日歩いても札所にたどり着かない。しかも最低でも2日、下手したら3日間、札所にたどり着かないということになりそうだ。札所にたどり着かず1日歩くだけというのは、恐らく辛いことのだろう。

未知の領域なので自分でもどういう感じになるのか想像がつかない。

今のところ。長くて嫌だなという気持ちでよりも、新たな挑戦に対してわくわくした新鮮な気持ちが勝っていた。うん、がんばって歩こう!でもがんばりすぎずにマイペースで。


そして今日は天気が崩れる予報、バッテリー残量も残りわずかなので宿をとった方がいいかもしれない。歩きながら考えよう。

今日は札所という明確な目標がないので町を目安にする。ここが美波町、牟岐町、海陽町、そして徳島と高知の県境にある海陽町宍喰、このあたりを目標に。最低でも海陽町辺りまで歩けいておきたい。


美波町から牟岐町へ
朝から国道55号線をひたすら歩く。昨日の温泉効果のおかげか体は比較的軽い気がする。

20分ほど歩くと日和佐トンネルの手前に東屋があった。

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ここもテント1張くらいのスペースがあったがトイレがないので、やはり昨日の場所は正解だったかな。

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日和佐トンネルを抜けると今度はヘンロ小屋があり。かめ遍路休憩所とある。

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かめで思い出した。ここ徳島県美波町は何年か前のNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」の舞台だったそうな(当時お遍路に興味はなく、残念ながらウェルかめはみてない)。


水車がまわってとてもいい感じの建物があった。

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少しのぞかせてもらうとと納札が貼ってあった。お遍路さんの休憩所にもなっているのだろうか?ドアは閉まっていたので詳細は不明。「げんきなおばあちゃん達の広場」と看板があった。

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ベンチの横に水場もあり、水を補給させていただいた。

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美波町を抜け牟岐町に入った。徳島を抜けるのもカウントダウンになってきたので、新しい町に入るのにも敏感になる。あとは牟岐町、海陽町のみだ。

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55号線を歩いていて気になっていたのだが、歩道の白線の内側に緑色の線がある。しかも片側だけだったり、両側だったりする。これは一体何を表しているのだろう、、?


と、こんな案内板があった。

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グリーンライン、ありがたい。意識してグリーンライン内を歩くようにしていこう。


岡崎商店というコンビニっいぽいお店の隣に立派な休憩所があった。トイレもあるしありがたや~

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徳島の田んぼはすでに水が入りアオサギの遊び場になっている。地元の田んぼは4月から5月に田植えなので3週間~1ヶ月近く早い計算になる。

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川の水が澄んでいてきれいだ。たぶん牟岐川。

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ダッチアイリスだろうか、道端の花も綺麗。

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若い歩きお遍路さんをみかけたので話しかけてみると、テントを持たない野宿お遍路さんだった。寝袋だけなのお遍路は大変そうに思うが、テントを持たない分、軽いし朝の撤収も時間がかからないし、探せばいい寝場所はいくらでもあるそうで、楽しく快適にお遍路ができているそうだ。なんだかすごく旅慣れている感じだった。



牟岐の接待所
牟岐町の町中は結構お店があった。買い出しをしておこうかとも考えたが、まだ午前中だし荷物を重たくしたくないなぁなどと考えていたところ

「お遍路さん」

とおばさんに声をかけられた。

「牟岐署の向かいに接待所があるから寄っていくといいよ」と言われた。


正直言うと接待所というのはどうも入りにくい。お接待をしているところに自ら出向いて「接待してください」と言ってるようなもんだよなぁと、、、

でもせっかく誘っていただいたので少し覗いてみようかなあ、、


教わったあたりの場所にくると案内板がある。

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その先にきれいな遍路小屋があった。ヘンロ小屋第50号牟岐だ。

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ここが接待所になっているのだろうか?と中を覗いてみるとお遍路さんが一人とお接待をされている地元の方がお二人いらっしゃった。

コーヒーやお茶があるけど何を飲むか聞かれコーヒーをお願いした。コーヒーを飲むのはお休みなし亭さんでいただいて以来だった。カフェインが疲れた体に染み込んでいく感覚を久しぶりに味合う。うまい!

おせんべい、チョコ、クッキーなど山盛りのお菓子もいただいたが、これがまた美味しくて美味しくて、、、

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甘いものは全然買ってなかったのでとてもありがたく、、意地汚いがたくさんいただいてしまった。


お接待をしていただいたお母さんたちもやはりお遍路の経験があるようでいろいろアドバイスをくれる。特にこの先高知に入ったら30キロ何もないから、宍喰のトンネル抜けた後のローソンで食料買い揃えておくようにいわれた。噂に聞いていたがコンビニはおろかスーパーや商店、食べる店も全くなく、人もろくに住んでいないらしい。

野宿遍路は大変だからといろいろと心配をしてくれる。最後にお菓子を好きなだけ持っていきなさいと言われビニールに入れたら、遠慮しないでもっと持って行けとたくさんたくさんいただいてしまった(;;)

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本当にありがたい。四国の方の優しさが身にしみる、、

何もお返しができないのが心苦しいが、納札をお渡し何度もお礼を言って接待所を後にした。


牟岐の遍路小屋で元気をいただき、一気に疲れが吹き飛んだ気がした。おかげで室戸岬への長い道のりを歩き切れそうな気持ちになれた。足取りも軽くなり元気に歩き出す。徳島はあと残り僅かのはずだ。



10日目その2へ続く。


【ソライロ遍路準備編】
パッキング編
パッキング編2(食材)
自炊計画


徳島編
1日目-1 ソライロ遍路スタート!
1日目-2 お遍路の洗礼と逆打ち先輩との出会い
2日目 初めてのお接待体験
3日目 最大の難所焼山寺に向け万全の準備
4日目-1 遍路ころがし焼山寺に挑む
4日目-2 遍路ころがしを越えた先
5日目-1 人それぞれの遍路道
5日目-2 十三番札所大日寺~十七番札所井戸寺
5日目-3 地蔵越遍路道を越え初めての河原野宿
6日目-1 十八番札所恩山寺~十九番札所立江寺
6日目-2 心身ともに疲労困憊
7日目-1 遍路ころがし鶴林寺越え
7日目-2 小学校に泊まろう!
8日目-1 遍路ころがし太龍寺越え
8日目-2 二十二番札所平等寺から弥谷観音前休憩所へ
9日目-1 海沿いを歩き二十三番札所薬王寺を目指す
9日目-2 薬王寺と温泉とひとり野宿
10日目-1 室戸岬への長い道のりの始まり
10日目-2 牟岐町から海洋町へ、徳島最後の夜


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