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【北アルプス縦走】憧れの雲ノ平を歩く【6日目】

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0533_燃える薬師岳

北アルプス縦走、憧れの雲ノ平を歩く6日目です。


なお、本山行の記事一覧はこちらになります。

準備・パッキング編
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
・6日目(本記事)
山ごはん編



登山情報
【日時】2015年9月19日~24日
【天気】1日目:雨のち晴れ、2日目:曇りのち晴れ、3日目:晴れときどき曇り、4日目:晴れ、5日目:晴れのち曇り、6日目:くもりのち雨
【登る山】祖父岳(2,825m)、水晶岳(2,986m)、三俣蓮華岳(2,841m)、黒部五郎岳(2,839m)、北ノ俣岳(2,662m)、薬師岳(2,926m)
【宿泊地】薬師峠(1日目)、雲ノ平(2,3日目)、黒部五郎小舎(4日目),薬師峠(5日目)
【駐車場】折立駐車場(無料)
【トイレ】折立、各小屋
【水場】折立キャンプ場、太郎平小屋、薬師峠テント場、薬師岳山荘、薬師沢小屋、雲ノ平山荘、雲ノ平キャンプ場、岩苔乗越しから5分下った所、水晶小屋、三俣山荘、黒部五郎小舎、雷岩と黒部五郎ノ肩の間
【グレーディング】同コースのグレーディング情報なし。ルート長約67.2km,累積標高差約5.9km(ヤマタイムで算出)



装備




ルート




6日目の朝

最後の朝は2時くらいに1回目が覚めて、テントの外を眺めてみましたが星はあんまり出ていせん。これじゃ撮ってもしょうがいと思い、その後ウトウトしつつ3時過ぎくらいにちゃんと起きました。


まずはいつもの朝食。

0336_6日目の朝ごはん


6日目にして気づきました。グラノーラはいちいちシェラカップにあけなくてもジップロックに全粉乳と水を入れればいいじゃん!(いまさら感、、w)


山で迎える最後の日。これで終わりと思うと寂しい限りですが、最後の1日を楽しもうと思います!




6日目の予定
雲ノ平周遊トレイルマップ_6日目

6日目は薬師峠から空身で薬師岳に登ります。テン場に戻りテントを回収して折立に下山します。

ルート長は約13キロ、累積標高上り698M、下り1607M、標準コースタイムは8時間20分です。

今回の山行で唯一登ったことのある山です。その時は山頂で雨に降られ展望を望めなかった思い出があります。今日はぜひとも山頂からの北アルプスの眺めをこの目に焼き付けておきたいところです。




薬師峠-薬師岳-薬師峠

4:30前にサブザックを背負い薬師峠を出発。

ヘッドランプのバッテリは6日間持ちました。

0434_薬師峠を出発


ソーラー充電を持ってきてよかったです。


最初は沢沿いに岩場を登っていきます。ところどころ分岐があり、マーキングをしっかり確認しないとルートと違う方に誘い込まれるので、特に暗いうちは要注意です。(この日もルートじゃない方に入り込み引き返して来る方がいました。)



30-40分ほど歩くと木道に出ました。今日の木道は霜が降りてないようで滑りませんでした^^

0506_薬師平付近の木道


薬師平の道標。

0507_薬師平道標



おっ!

槍が見えました!しかも雲が少し染まってます。

0510_染まる雲と槍



今回の山行では、朝のうちはゆっくり空を眺めることもせずに黙々と歩いてることが多かったので、朝焼けをちゃんとみれるのはほぼ初めてです。

いい時間に稜線に出れました^^



だんだんと色がいつてきました!

0529_朝焼けの槍


薬師岳の上の雲もいい色に!

0529_朝焼けの薬師岳



燃えてる~(* ̄∇ ̄*)

0533_燃える槍


こっちも燃えてる~(* ̄∇ ̄*)

0533_燃える薬師岳


黒部のカールのところだけ朝焼けの照り返しで赤くなってて面白い^^

0539_朝焼けの黒部五郎岳



朝からいいものを見せてもらえました(≧∇≦)/

せっかくなので朝焼けと一緒に撮ってもらいました。

0536_朝焼けの北アルプスと一緒に



北アルプスの朝焼けショーを見終わったころに薬師岳山荘に到着です。

0556_薬師岳山荘



薬師岳の山頂への稜線。

0634_薬師岳山頂方面



このあたりでトレランぽい感じのガールに抜かれます。すげぇ早い~!

あんな風に軽やかに歩けるようになりたいです^^;



しかし薬師岳山荘を過ぎてから急に風が強くなりました。とても寒いのでレインウェアの上を着ました。


しばらくザレたトレイルをひたすら登るとケルンと非難小屋跡が見えてきました。

0633_ケルンと避難小屋跡


ケルンのところには昭和38年の愛知大学山岳部薬師岳遭難の碑文があります。

0634_ケルンと碑文


学生たちが迷い込んだ東南稜方面。

0634_東南稜


おそらく右の稜線が東南稜だと思います。左は中央カール。



薬師岳の山頂はこちら。

0634_薬師岳山頂方面


曇ってはいますが、このパノラマの景色です!手前のカールも綺麗です^^

0636_薬師岳のカールと北アルプス


ここまで来るとほぼ平坦なトレイルになります。

0639_薬師岳山頂間近のトレイル


↑はアクションカムのキャプチャーなのですごくゆがんでますが、左側は結構切り立ってます。



山頂が見えてきました!

0649_薬師岳山頂がみえた!



薬師岳登頂!

0656_薬師岳山頂道標アップ



まずは山の神さまに感謝。

0649_山の神さまに感謝


あ、でも祠に安置されてるのは薬師如来像です^^;



山頂からの展望。歩いてきた稜線と槍穂高が見えます。

0656_C0125_山頂の眺望


左から水晶、鷲羽、雲ノ平、そして槍穂高まで。

0656_水晶から槍穂高までの展望



ん!?


ちょっと待って、、、あれはもしや、、、!!!!



わかります?

水晶と槍と真ん中くらいにちょこんと頭だけ見えている山。



拡大してみましょう

0656_富士山アップ


うん、間違いない富士山です!!

今回の山行で初めて富士山が見えましたぁ~♪

そりゃ北アルプスから見えるのは全然不思議じゃないのでしょうが、でも薬師岳からも見えるんだなぁと、、、やっぱり富士山はすごいなぁ


あらためて^^


さすが日本一の富士山です!!



そうそう、この薬師岳で100名山を達成されたご夫婦がいらっしゃって写真を頼まれました。薬師岳を最後にするってゆうのは、薬師岳に何か思い入れがあるのかなぁ~?聞いてみたい気もしましたが、結局聞かずじまい^^;


自分の写真も撮っていただきました。

0650_薬師岳山頂記念写真



山頂は寒いので、あまり長居はできず下山。


薬師岳山荘のベンチで行動食の肉味噌あんかけクスクス炒飯を。

0733_行動食の肉味噌あんかけクスクスチャーハン


あんかけ正解!普通のクスクス炒飯より汁気が多くて食べやすいです。



行きは暗くて気づかなかった薬師平の大きなケルン。

0805_薬師平のケルン


ケルンがあるということは迷いやすいところなのかな?今は木道があるので安心して歩けますが、こういう見通しのいい広くなっているところは意外とわかりにくいかも。



登りでは真っ暗で撮れなかった薬師峠-薬師平間の岩場です。

0823_岩場



ちょうど8時半に薬師峠のキャンプ場に戻ってきました。ピストン約4時間です。





テン場にて

今日のお昼は行動食のクスクス炒飯があるのでお昼ごはんは作らない予定でしたが、残り物を処分するためになんか作ろうかなぁ、、

残ってるもの。
・ナス 1/3本
・肉味噌 50gくらい
・納豆 1パック
・全粉乳 20-30gくらい
・全卵粉 20-30gくらい
・小麦粉 少量
・クスクス 70g
・その他調味料いろいろ


一番最初に思いついたのパイなしの肉味噌キッシュでした。でもチーズがないので却下。

まだクスクス炒飯も残っているので軽いものがいいなぁ、、

というわけで持ち帰ってもしょうがないナス、肉味噌、納豆の炒めものにしました。


肉味噌納豆炒め

0850_肉味噌納豆炒め_実食中


残り物を炒めただけですが予想以上にうまかったです^^w



山ごはんの神様、6日間を通して美味しい山ごはんをありがとうございました!

ごちそうさまです。

0852_ごちそうさまでした!



本当に名残惜しいですが、、、これにて撤収です!

初日に比べるとザックが相当軽くなってます^^

1003_撤収完了


さようなら薬師峠。いいテン場でした。またいつか戻ってきます!

1013_薬師峠の見納め




雨の折立へ下山

下山します。

6日間の山行で雨に降られたのは折立から太郎平への登りのみ。それ以外山の中にいる間、いいお天気に恵まれました。


な~んて考えていたら、

なんか上から冷たいものが、、、



雨です。



太郎平小屋でレインウェア、ザックカバー装着。

1037_太郎平小屋でレインウェア装着


そうですかそうですか、この区間だけは最初も最後も雨なんですね

そういうことらしいですw



五光岩ベンチあたりからの薬師岳。これで見納めです。

1116_五光岩あたりからの薬師岳



歩荷の人とすれ違いました。あんなに担ぐんですね、すごいなぁ、、

1124_歩荷の人



ぽつぽつと雨は降っていますが、登りでは見えなかった有峰湖も見えます。

1127_登りでは見えなかった有峰湖



この後雨がだんだん激しくなるなか樹林帯の中を下り、14時に折立に下山しました。

1410_下山後のザック




6日目コースタイム
4:23[薬師峠キャンプ場]-5:07[薬師平]-5:55[薬師岳山荘]-6:50[薬師岳]6:57-7:33[薬師岳山荘]7:38-8:30[薬師峠キャンプ場]10:09-10:32[太郎平小屋]10:38-11:18[五光岩ベンチ]11:28-14:02[折立]

<標準CTとの比較>※ソライロCT/標準CT
薬師峠-薬師岳:2時間32分/2時間50分(18分マイナス)
薬師岳-薬師峠:1時間28分/2時間00分(32分マイナス)
薬師峠-折立:3時間27分/3時間30分(3分マイナス)

トータル:7時間27分/8時間20分(53分マイナス)


空身での薬師岳ピストンはそれなりに。薬師峠からの下りは雨の中、足の痛みとの戦いでした^^;




ソライロノート

こうして6日間の雲ノ平周遊山行が無事終わりました^^

初めての雲ノ平、初めての長期縦走。雲ノ平を歩く喜びはもちろん、ただ山の中にいる、それだけのことで湧き上がってくる幸せ感、すばらしい北アルプスの展望、美味しい山ごはん。同時に自分にこの山行がやり遂げられるだろうか?という不安が常につきまとっていたのも事実です。これほど濃密な6日間を、僕は今まで味わったことがないかもしれません。

この山行記録には僕の味わった、たくさんのワクワクとドキドキがつまっています。この幸せな体験をどの程度お伝えできたかわかりませんが、少しでも山行の雰囲気が伝わっていれば嬉しいです^^そしてこれから雲ノ平周遊山行に行かれる方にとってこの記録が少しでも参考になればと思います。


最後までお付き合いいただいた方、この長い記録を読んでいただき本当にありがとうございました。

なお、最後に山ごはんのまとめ記事を執筆予定です。こちらは今しばらくお待ち下さい(_o_)


※山の名前や花の名前など間違っているかもしれません。もし誤りを見つけられましたらご指摘いただけるとありがたいです(_o_)


本山行の記事一覧はこちらになります。

準備・パッキング編
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
・6日目(本記事)
山ごはん編

4 Comments

  1. 黒志摩修一 · 2015年10月19日 Reply

    素晴らしい山行記録でした。
    この6日間の濃密な時間という表現は登った人にだけ感じることの出来る
    経験だったのだろうと思います。
    私もこんな山旅を経験してみたいと常々憧れています。
    「雲の平」ソライロさんの記事とともに心に刻んでおこうと思います。
    希望としては動画も見たいです^^;

    • ryo · 2015年10月19日 Reply

      黒志摩修一さん、雲ノ平山行記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました!
      特にソロ山行というのはすべて自分で情報収集し、自分で考え、自分で判断して行動することになり、すべての責任を自分で負うことになるがゆえに、より濃密な時間になるような気がします。そのうち黒志摩さんの「雲ノ平」も見せていただけるんじゃないかと期待しています^^
      動画もたぶん作ります^^;

  2. メヲコラソン · 2015年10月24日 Reply

    こんにちは 日本最後の秘境 雲ノ平 行きたいけどなかなか 天気も日にちも要る山行き行程ですね。 
    今回は バッテリのアクシデントがありましたが それも思い出の一つw
    食には妥協を許さない ソライロさんの 記録を拝見しまして まさに凄い! ありえないという感じです。
     これだけの装備を担ぎ上げるのは至難の業ですね。
    アルプス系は 北アルプス方面しかほとんど行ったことがないのですが やはり景色の雄大さ とか
    岩の美しさは 圧巻ですね
    特に 黒部五郎のあの岩の美しさはなんでしょう?w 
    雲ノ平 メチャ行きたいけど 今後の体力づくりや 精神力を磨かないといけないなと切実に感じました。
    お疲れさまでした。

    • ryo · 2015年10月27日 Reply

      メヲコラソンさん、コメントありがとうございます!
      お返事遅くなり申し訳ありません(_o_)

      バッテリは痛かったです、、ただ致命的なミスになりかねない失敗でした。今回あきらめなくてよかったですが、同じこと二度とやらないように対策を考えてます。
      装備については良かった点もあったし、反省点もいろいろもありました。縦走時の軽量化はとても大事だと思いますが、僕の場合食の軽量化よりももっと他のところで軽量化できるところがあるので、、そのあたりは今後改善していきたいと思ってます^^;

      メヲコラソンさんもいつか、、ですね!

      最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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