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山行スタイルによるパスタの茹で方使い分け

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山パスタの茹で方いろいろ
山でパスタを食べるとき、いろいろな茹で方があります。今回3種類の茹で方について、メリットやデメリットを踏まえ、山行スタイルにどういう茹で方が合うのかを考えてみました。



1.普通に茹でる。
普通に茹でたパスタ
やっぱり普通に茹でるのが一番美味しいので、可能であればその場で茹でるのがベスト。

もちろん山なので、茹で汁をその辺に捨てるのはやめましょう。茹で汁が残る場合はスープなどに活用。茹で汁を残さないように茹でるのがスマートなやり方かなぁと思います^^
茹で汁を残さない山パスタ10のポイント

ただし経験上パスタを普通に茹でて美味しく食べれるのは標高2000メートルまでかなぁと思ってます。

標高2000メートルより高い場合はパスタをアルデンテに茹でるのがなかなか難しいです。がんばっても標高2500メートル位まで、それより高いとかなり難しいです。

なので普通に茹でるのは標高2000メートルくらいまでの山。時間をかけたくないときは1分~3分くらいの早茹でパスタがいいんじゃないかと思います。

では標高2000メートル以上の山ではパスタを食べれないかというとそういうわけではありません。標高2000メートルより高いところでは次の2か3のやり方をおすすめします。


2.冷凍パスタ
冷凍パスタ
これはアルデンテに茹でたパスタを冷凍して持っていき、ソースと一緒に温めるやり方です。

詳細はこちら

冷凍パスタは標高2000メートル以上の日帰りやテン泊の1日目に適してるんじゃないかと思います。

最近試してみたやり方でまだ実践例が少ないですが、富士山頂でペンネを試してみたところとても美味しかったです。


3.水に浸けてから茹でる。
水に浸すパスタ
最近はやりの数時間水に浸けてから茹でるやり方です。

山に登っている間(または家で)にジップロック等に水とパスタを入れて浸しておくと、お昼を食べる頃にはパスタが水を吸って柔らかくなり、1分程度でパスタが茹でられちゃいます。これは料理研究家のアレックスさんという方が開発したやり方で、以前に「ためしてガッテン」などでも取り上げられ、シェルパ斉藤さんなどもおすすめしています。

ただしこのやり方は注意が必要で、パスタを水に浸けると通常茹でるよりも水分を多く吸ってしまうため、かなりもっちりしたパスタになります。日本人はもっちりパスタが好きな方が多いのでこういうパスタは比較的受け入れられるかもしれませんが、イタリアンのレストランで食べるようなアルデンテのパスタが好きな方には合わないかもしれません。

また自分の経験では、早茹でパスタや安いパスタでやるとパスタがべちゃべちゃになり形がくずれてしまい、どうしようもなくなってしまうことがあります。なのでこのやり方をする場合は、ディチェコやバリラあたりのまともなパスタを使うようにしています。

このやり方に向いているのは、標高2000メートル以上で冷凍パスタもできないような山行。つまり稜線を縦走するときなどに適しているんじゃないかと思います。


ソライロノート
普段からよくパスタを食べられる人から、冷凍パスタや水に浸すパスタのやり方に対して「そんなのパスタじゃない!」と文句を言われることがあります、、^^;

そういう風に言いたくなる気持ちもわからなくもないですが、でもちょっとだけ考えてみてください。

これは標高2000メートルとか3000メートルの山の上の話です。街中の洒落たお店で食べるのとはわけが違います。宇宙に出たら屋台のラーメンが食べれないのと同じように、標高3000メートルではイタリアンのお店で出てくるアルデンテのパスタは食べれません。そんな山の上でもパスタを美味しく食べたい!という人たちの情熱がこのようなパスタの茹で方を生み出したのです。考えられた方には感謝感謝です^^


さて、上記3つのやり方について。

お手軽さで言えば3->2->1の順。美味しさで言えば1->2->3の順かなぁ(好みによるとは思います)。

山行スタイルに合わせてやり方を選ぶといいんじゃないかと思います。実はもう一つ奥の手があるのですが、これはまた別の機会にでも^^


皆様の山パスタライフのご参考の一助になれば幸いです^^

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