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僕がEOS Kiss X7を『山カメラ』に選んだ5つの理由

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山カメラ
2013年4月に

CANON EOS KISS X7

を購入しました。

山カメラとして。

その後、雲取山テント山行、富士登山、常念岳テント山行に持っていきましたが、山カメラとして十二分に性能を発揮してくれ、とても満足しています。

その時の山行記事ははこちらです。
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そもそもみなさんの考える山カメラの条件とはなんでしょうか?



山カメラの条件
山に登る目的はひとそれぞれ、したがって必要になる山カメラの条件も目的により、人により変わってくると思います。

これはあくまで僕の場合です。
  1. 星が撮れる。
  2. インターバル撮影(微速度撮影)ができる。
  3. 動画が撮れる。
  4. 軽くて小さい。
  5. 広角側に強い。

人によっては1から3は全く必要ないという人もいるでしょう。
しかし僕の場合、1から3は必須です。かつ、4、5がより満たされていることが『山カメラ』の条件になります。

これがタイトルに対する答えであり、
これが満たされているカメラが「EOS Kiss X7」ということになります。

詳しく見ていきましょう。


1.星が撮れる。
常念岳【天の川編】載せ忘れ
特にテント泊の場合、山の醍醐味の1つに地上では見ることができない雄大な星空があります。
もちろん小屋泊でも星空は見れますが、テント泊なら、テントの入口を開けただけで星空の醍醐味を味わうことができるのです。僕は山に行くなら、この星空を写真に収めたい!と強く思います。それが第一の目的で山に行くこともあります。

僕にとっては、星が撮れるカメラというのは山カメラの必須条件になります。

星が撮れるカメラとは次の3つの機能、性能が必要です。
・マニュアル露出ができる。
・バルブ撮影ができる。
・高感度耐性が強い。

普通の一眼デジタルカメラであれば、マニュアル露出、バルブ撮影機能は当然付いているでしょう。さらに高感度耐性がより強いことが理想です。


2.インターバル撮影(微速度撮影)ができる。
タイマーコントローラー
雲海や星の微速度撮影も山ならでは絵になります。
最近のカメラには機能として微速度撮影をサポートしているものもあるようです。ここではそこまでのカメラは求めておりません。

必要なのは次のいずれか機能です。
・インターバル撮影操作が可能なリモートコントローラ。
・上記の代替手段としてレリーズ機能+連写機能+マニュアル撮影。

基本的はどちらの機能もついていて欲しいです。


3.動画が撮れる。
山では動画も撮りたいです。
動画用に別カメラを用意するのは荷物が重くなりますので、動画機能がついている山カメラは必須になります。

動画機能の条件としてはフルHD動画が撮影できること。
基本はこれ以外には望みません。


4.軽くて小さい
山ではできる限り軽く、できる限り小さいサイズがありがたいです。
理想はポケットに入れるのがベストですが、そこまでいかなくても首から下げられる重さ、大きさであって欲しいです。


5.広角側に強い
様々なシーンに対応できるように広角から望遠まで撮れるカメラであれば一番良いのですが、実際のところ望遠側を使うことはそれほどありません。望遠レンズを持って行っても一度も使わないなんてことはよくあります。

山では使わないものを持っていくのは出来るだけ避けたいのです。

逆に広角側はとても重要です。特に星の撮影では、より星空を広く撮りたいので35mm換算で24mm(APS-Cだと17mm)は必須ラインだと考えています。


今まで山カメラとして使用してきたもの
今まで僕が山カメラとして使用してきたものを、山カメラの条件と照らし合わせながらご紹介します。

コンパクトデジカメ:CASIO EXILIM EX-FH100
EXILM EX-FH100
1.星:✕
2.インターバル:✕
3.動画:○
4.軽さ:○
5.広角:○

星撮り目的でない日帰り山行の場合はEXILIMで十分でした。レンズも35mm換算で24mm-240mmと条件をクリアしています。しかし先日、登山中にEXILIMを岩の上に落としてしまい、その衝撃のせいで動画機能が壊れしまいました。いいコンデジでしたが、残念ながらお蔵入りです。

デジタル一眼カメラ:CANON EOS 5D2
EOS5D2
1.星:○
2.インターバル:○
3.動画:○
4.軽さ:✕
5.広角:○

4の軽さ以外はパーフェクトです。文句ありません。ただし重いのです。どうしても重いです。

カメラ本体が公式情報で810gとあります。最も使用頻度の高い24-70mm F2.8のレンズが905gです。更に三脚約2kg、備品も合わせるとで合計で4kgになります。レンズをもう1本持って行くと5kg近くなってしまいます。この重さを何とかしたいのです。


山カメラ候補
山カメラの5つの条件を満たしたカメラとして、最初に候補になったのがCANON初のミラーレスカメラ「CANON EOS M」です。そして対抗馬として上がったのが2013年3月末に発表された「CANON EOS Kiss X7」でした。

CANON EOS M
1800万画素のCMOSセンサー、DIGIC5、ISO100~12800(拡張ISO25600)と基本性能は問題ありません。AF性能が遅いと言われていますが、僕は動きものはめったに撮りませんので、重視しておりません。山カメラの条件にも入れてませんし。

何よりも軽いです。本体の重さは262gです。CASIO EX-FH100が227gでしたので35gの差しかありません。ほぼコンデジと同等と言えます。素晴らしいです!

そしてもう一つ重要な点、それは既存のCANONのレンズ資産が使用できることです。


CANON EOS Kiss X7
1800万画素のCMOSセンサー、DIGIC5、ISO100~12800(拡張ISO25600)と基本性能はEOS Mと同じです。重視はしませんがAF性能はEOS Mよりはるかに良いでしょう。

Kissシリーズは使ったことはありませんが、30D,40Dなどを使用していたので、操作性の面でもそれほど違わないと思われます。

何よりも世界最小・最軽量のAPS-C一眼デジタルカメラです。本体の重さは370gになります。EOS Mより100g程度重いだけです。5D2と比べると440g軽いです。

山カメラの条件はすべてクリアしています。


どっち!?
CANONの比較ページで機能を比較してみました。
キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ EOS|製品比較表

撮像素子はスペック上同じ。大きな違いはファインダーの有無、AF性能、そして重さになります。それ以外は細かい違いと言っていいのではないでしょうか。

後は値段がかなり違います。これも重要な要素です。

EOS Mは、当時最安値が4万円弱、さらにキャンペーンで1万円のキャッシュバックがありましたので実質3万円で手に入ることになります。一方のKiss X7は7万円以上しました。

4万円の開きがあります。この値段の差をどう考えるかです。

ここまでの比較をまとめると以下のようになります。

EOS MがKiss X7より優れている点
・Kissより100g軽い。
・Kissより4万円安い。

EOS MがKiss X7より劣っている点
・ファインダーがない
・AF性能
・操作性

EOS Mが劣っている点は、山カメラとしては特に重視していない部分です。
カメラとしてはEOS Kiss7の方が上なのでしょうが、軽さと安さの魅力は大きいです。
ここまで来るともう気持ちはEOS Mに決まりました。


EOS Mの問題
本体の予約をし、必要なアクセサリを調べていて、ふと気づきました。
EOS Mのアクセサリーにタイマーリモコンやレリーズが見当たらない・・・これはどいういうことでしょう。

リモートコントローラーRC-6というのは見つかりました。

説明にはこのようにあります。

約5m離れてシャッター操作が可能。即レリーズと2秒後レリーズの2モードが選択可能。


シャッターをロックする機能がないように思えます。

これは大きな問題です。
なぜならシャッターをロックできなければバルブ撮影、インターバル撮影(微速度撮影)ができないのです。
つまり条件1,2がクリアできていないということになります。
僕は慌ててEOS Mの予約を一旦取り消しました。

その上で、もう一度調べなおしです。仮にも天下のCANONが出すカメラです。シャッターのロック機能がないなんて、そんなバカな話があるかという気持ちでした。

ちなみに機能説明のシャッター速度の欄には「バルブ」と書かれています。

バルブ機能があっても、シャッターロック機能がなければバルブができないのと同じです。手でシャッターを抑えてバルブ撮影をするカメラなど聞いたことがありません。きっと何か手段があるはずです。

そう思ってCANONのHPを隅から隅まで読み、いろんなサイトをググりましたが、バルブやインターバル撮影の方法が見つからず、最終的にはCANONのサポートに問い合わせてみました。

回答はこうでした。
「EOSM Mにはレリーズロック機能はないが、バルブ撮影の場合、タッチシャッターでの撮影、もしくはワイヤレスリモコンで、露光開始と露光終了の合計2回シャッターを切ることで意図した時間、シャッターをロックすることができます」

つまりバルブ撮影の場合は、シャッターのロックができるということで、一つの問題は解決しました。

しかしこれではインターバル撮影(微速度撮影)ができないように思えます。

タイマーコントローラーはないので、リモコン制御による一定間隔での連続撮影をすることはできません。
タイマーコントローラーの代替機能として、レリーズロック+連写+マニュアル撮影という方法がありますが、サポートから回答のあったシャッターロックはバルブ撮影の時だけ有効なので、シャッターロック+マニュアル撮影でシャッタースピード固定した状態での連続撮影はできません。

ほぼ答えは出ているのですが、念のためサポートにもう一度問い合わせましたが、やはりインターバル撮影(微速度撮影)を行う機能はないというのが回答でした。


最終結論
EOS Kiss X7
EOS Mではインターバル撮影(微速度撮影)はできません。

裏ワザとして、ハード的にシャッターを押しっぱなしにする昔ながらのケーブルレリーズを使用するという手もありますが・・・しかし、そんなものを付けたらEOS Mの最大の長所である軽さ、小ささのメリットが半減してしまいます。

というわけでEOS Mは僕が要求する山カメラの条件の3つ目を満たしておらず、脱落しました。

最終的に僕が山カメラに選んだのは、山カメラのすべての条件を備えたCANON EOS Kiss X7です。

EOS Mに微速度撮影機能がそなわったら最強だと思います。しかし現時点ではKiss X7に軍配!Kiss X7には欠点がありません。唯一の欠点は値段でしょうか。もうちょっと安いと更にうれしいんですけどね^^;

追記:今ならKiss X7は40,000円以下で手に入るようです。(2015年6月1日現在)



ソライロポイント
山カメラの条件
  1. 星が撮れる。
  2. インターバル撮影(微速度撮影)ができる。
  3. 動画が撮れる。
  4. 軽くて小さい。
  5. 広角側に強い。
僕にとって山カメラのすべての条件を満たしているのはCANON EOS Kiss X7でした!


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登山でのAPS-Cレンズ選び

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