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軽さが決め手!山用三脚「SLIK SPRINT PROⅡ GMN」購入!

SLIK SPRINT PROⅡ上部

山用三脚として「SLIK SPRINT PROⅡ GMN」を購入しました。

今まで僕は山用三脚として「SLIK F740」を使用してきました。

「SLIK F740」は先日記事にしたように、山でのオールラウンダー三脚で、風景も動画も星もすべてのこの三脚でまかなってきました。とても使い勝手のいい三脚でしたが、この三脚もだいぶガタがきまして買い替えを検討していました。

ちなみに山用カメラはこうやって決めました。
>> 僕がEOS Kiss X7を『山カメラ』に選んだ5つの理由

山用三脚の考え方

三脚において重要なことは3つあると考えます。

  • 安定性
  • 軽さ
  • 操作性

どれも重要ですが、用途によって何を一番重視するか変わってくるでしょう。

また今回山用三脚を新調するに当たって、今まで考え方を少し変え役割を分担させることにしました。

どういう役割かというと次の2つです。

  1. 景色やスナップ写真、動画撮影用(②以外のすべて)
  2. 星撮影用

①においての優先順位は以下になります。

軽さ>安定性>操作性

②においての優先順位は以下になります。

安定性>軽さ>操作性

今回は①の役割のための三脚です。したがって「軽さ」を最優先に考えました。

いくつか候補があったのですが最終的に選んだのは「SLIK SPRINT PROⅡ GMN」でした。

「SLIK SPRINT PROⅡ GMN」スペック

SLIK SPRINT PROⅡ

【対応する機材】APS-C一眼レフ+標準ズーム
【搭載機材の最大重量】2kg
【全高】161.5cm
【エレベーター下げ全高】131.5cm
【縮長】47cm
【脚】4段脚
【脚ロック】レバー式脚ロック
【雲台】自由雲台
【エレベーター】分割センターポール式
【重量】940g
【水準器】なし
【最低地上高】17cm
参考:スプリント PRO II GMN – スリック株式会社

使用感

まだ山での使用は1回のみです。先日の長沢背稜縦走時に持って行き使ってみた感想など。

Kiss X7を載せるとちょうどおさまりがいいです。

SLIK SPRINT PROⅡ_雲取山

軽い山カメラにピッタリの三脚と言えそうです。

まだ載せたことはありませんが、5D Mark2には向いていないでしょう。非常時以外はおすすめはしません。

長所と短所をまとめてみました。

長所

・軽くてコンパクト
なんといっても軽いです。三脚がこんなに軽くていいの?ってゆうくらい軽いです。

SLIK F740と比べると約500g違います。500gなんて大したことないじゃんて思う方もいらっしゃるかもしれませんが、山では軽いことは正義、500gの差はとても大きいんです!

ザックが500g軽くなれば、背中の感覚として明らかにわかります。足も軽やかになるでしょう。もしくは三脚が軽くなった分、レンズを1本余分に持っていけることになります。

「SLIK SPRINT PROⅡ」は軽いだけでなくコンパクトです。スマホと比較してみても三脚の小ささが際立ちます。

SLIK SPRING PROⅡ_スマホと比較

たたんだ状態で47cmなので53cmのF740よりも一回り小さいです。

・意外と安定している
どんなに軽くても安定性に不安があるようでは三脚の意味がありませんよね。三脚というのはカメラを固定させるものなのですから。

この「SLIK SPRINT PROⅡ」は結構安定しています。

Kiss X7にTamron 18-200を装着したものを載せて全く問題ありませんでした。

風のない日であれば、星景写真を2,3枚撮るのも問題ないでしょう。ただし微速度撮影や長時間露光はやめた方がいいと思います。それには別の三脚を用意したほうがいいでしょう。

・安い
3,000円前後で購入できるSLIK F740には負けますが、Amazonで6000円台で購入できます(記事執筆当時)。定価の17,280円から考えると非常にお得です。

・最低地上高が低い

SLIK SPRING PROⅡ_ローポジション

最低地上高17cmです。

ローアングルで三脚を固定させたい場合、花の撮影や動画撮影などで威力を発揮しそうですね。

マルチポジション三脚ならではの強みです。

・自由雲台

SLIK SPRING PROⅡ_雲台とシュー

自由雲台のためあらゆる角度に固定することできます。

ただ僕は自由雲台の三脚はこれがはじめてのため、まだ自由雲台に慣れていません。雲台は交換ができるので、まずは使ってみて考えていきたいと思います。

短所

・クイックシューのカメラネジ

SLIK SPRING PROⅡ_シュー裏

これ単独でネジを閉めることができません。コインなどがないと固くしめたり、ゆるめたりするのがツライです。

一度つけたらそんなに外す機会はないかもしれませんが、ちょっとネジが緩んでしまったので締めなおそうというときにいちいち10円玉を出すのはかったるいです。

今のところ最大にして唯一の短所と考えています。これはなんとかして欲しかったなぁ。

【追記】このコインネジのクイックシューに耐えられず、雲台をVelbonの自由雲台QHD-33Mに変えました。詳細はこちら。

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ソライロノート

まだ1度の使用ですが、基本的には大いに満足しています。

山では軽さが正義です。これだけ軽くて安定していれば山用三脚として申し分ありません。

パッキングが重くなると三脚を持っていくのをやめようかと考えてしまうものですが、「SLIK SPRINT PROⅡ」ならそういう悩みも減りそうです。星撮影目的以外のあらゆる山行に持って行こうと考えています。

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