
この時期、父が家庭菜園で作っているトマトを毎週持ってきてくれて美味しいのでとてもありがたいのですが、なかなか食べきれなくて、、。しかも結構熟してしまっているので、いたむ寸前くらいのもあり、、これはもう保存食にするしかない!ということで今回はトマトピューレにしてみました。
作り方を動画でみたい方はこちら。
>> YouTube:自家製トマトピューレを作ろう!
自家製トマトピューレの作り方
(1)自家製トマトピューレの材料

・完熟トマト 6個(1.2kg)
※完成トマトピューレは450ccくらいでした。
自家製トマトピューレの手順
1.トマトを洗ってざく切りにします。切り方は適当でいいです。半分に切ってヘタをとりました。

縦に切ります。

更に半分に。

傷んでいるところ取り除きます。

2.鍋にトマトを入れて煮込みます。沸騰するまで強火、沸騰したら弱火で1Hくらいことこと煮詰めます。
火にかけるとすぐに汁気が出てくるので、焦げる心配はほぼありません。

だいぶ液状化してきました。

アクのような泡が少し浮いてきましたが、トマトの場合はほぼ旨味だと思うのでこれは取り除きません。

このくらいまで煮込みました(約1時間)。

3.ザルで漉します。木べらやシリコンベラなどで抑えながら汁気を1滴も残さないように絞ります。

木べらで抑えて絞ります。

ザルの外側にトマトピューレ分がたくさん出てきました!

ヘラで残さず落としていきます。

これでもか、これでもかというくらいまで絞りきり、残ったのはほぼ皮と種のみ。

4.もう一度鍋に戻して、どろっとするくらいまで更に煮詰めています(目安は20-30分くらい)。

ドロっとしてきました。

ヘラでかくと底がみえるくらいまで。

5.長期保存したい場合は、保存瓶に入れ脱気しておきます。またはジップロック等に入れて、冷凍しても良いです。※脱気の方法は別途。

完成です!

(3)保存方法と保存期間
脱気して瓶に保存すれば常温で1年持ちます(未開封なら)。一度開けたら冷蔵庫に入れ、1ヶ月以内に食べたほうが良さそうです。冷凍保存での長期保存も可能。使う分量ごとにジップロックやタッパーなどに入れて冷凍しておけば使いやすいです。(4)トマトピューレの使い道
ホールトマト缶と同じように使えます。煮詰めてあるのでトマト缶よりも水分は少ないので、より早く調理が可能です。トマトソース、ピザソース、ミートソース、トマト煮込みやシチュー、トマトピューレからトマトケチャップを作ることもできますよね!(‘ᴗ’)
(5)ソライロポイント
「最初に湯剥きした方が楽だよー」とアドバイスをいただくこともあるのですが、あえてしておりません。理由は「トマトを丸ごと煮込みたい」からです!
トマトを丸ごと使って煮込んでいるので、トマトの皮にたくさん含まれているリコピン(強い抗酸化作用があると言われる)もたっぷり抽出できています。なので、わざわざ湯剥きして皮を剥いたり、ミキサーにかけたりせずに、丸ごと煮てから濾しています。
もし湯剥きするなら、剥いた皮も一緒に煮込むとよいと思います。
ソライロノート
いやぁ、危うくだめにしてしまう直前にトマトを処理することができました。食材をだめにしてしまうのが一番もったいないし、作った人に申し訳ないですから、それだけはやらかさないようにしたいです。トマトピューレはトマトのエキスが全部詰まっているのでほぼトマトそのものです。これがいろんなトマト料理の素になるものですから、たくさんあっても困りません。ちゃんと脱気しておけば年単位でもつので、本当に助かります。
まずはトマトソースを作ってトマトソースパスタにしようか、ボロネーゼもいいし、ピザソースにしておくのもいいかなぁ~いろいろ楽しみたいので、もっとトマトが欲しくなりましたw
作り方を動画でみたい方はこちら。
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