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【ソライロ遍路紀行51日目-1】お遍路最大のピンチ!集団に襲われる!?

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2016-05-11 10.34.47_一宮寺への遍路道

※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。

5月11日、お遍路51日目その1。
お遍路51日目は五色台の遍路小屋で目覚める。夜は雨と雷がひどかったようだが、気づかなかいくらいよく眠っていたようた。

50日目はこちら。
50日目-1 カタツムリのお遍路、いそがずあせらず50日目
50日目-2 最後の遍路ころがしを越え、最高の遍路小屋にたどり着く



朝飯
朝飯はワカメとしいたけとにんにく入り塩ラーメン。次の飯用に米研ぎもしておく、これで手持ちの米は終わり。

2016-05-11 05.50.12_ワカメとしいたけの塩にんにくラーメン

2016-05-11 06.08.36_研いだ米



今日の予定
次の八十三番札所一宮寺は五色台を下りた高松市内、12キロ先となる。次の屋島寺は14キロ先。ちょうどそのあたりで野宿場所が見つかればベストだ。具体的な候補地はなかったが屋島寺も山寺なのでなんとかなるだろうと楽観。


居心地の良かった遍路小屋とはお別れ。窓際には小さなお地蔵さんが整列していた。

2016-05-11 06.34.02_小さなお地蔵さん


パッキング完了。二人のお遍路さんとお別れして出発!

2016-05-11 07.22.02_パッキング完了



五色台を下りて高松市内へ
五色台を下りる。昨日は雨で下界の景色が望めなかったが、高松市街と海が見えてきた。ナイスビュー!

2016-05-11 07.53.11_五色台からの景色

2016-05-11 08.23.13_高松市街と海


山から降りてきたところで、お遍路休憩所があった。少し休ませていこうかなぁと思ったが残念ながら閉まっていた。

2016-05-11 09.07.55_飯田お遍路休憩所


道の先に地図を見ながらキョロキョロしている逆打ちの女性お遍路さんがいた。「道がわからないのかな?」と思い、声をかけて地図で道を教える。

と、ここまではよかったが、ふと気づくと自分も遍路道を外れていたようで、曲がるべきところを過ぎていた。まあ、この先で曲がれば合流できそうだったので、わざわざ戻ることはないだろうと進んでいく。ただちゃんとした道ではなく農道のような狭い道に入ってきてしまった。まわりは田んぼや畑、すぐ横にため池があるようだ。



お遍路最大のピンチ!!
少し離れた田んぼの中に、なぜか10匹位のわんちゃんたちが座っていた。


え!?なんでこんなところにあんなにワンちゃんが???


少し遠いので、犬の顔までは見えなかったが、みんな日向ぼっこをしていような感じでくつろいでいるように見えた。

僕は挨拶のつもりで、小さな声で「ワン」と言ってみた。距離も離れていたので、ワンちゃんたちに聞こえるような声ではないはずだったのだが、、、


急に大きな黒い犬が立ち上がり、こちらを見ながら大きな唸り声をあげた。

「うぉおおお、うぉおおおおおおおお」


地響きのような恐ろしい声が、響いてくる。

大きな犬に釣られるようにして他の犬が吠えだした。それが合図だったかのように、周りのすべての獲物を見つけたかのように呼応して吠えだす。完全に敵とみなされ、ロックオンされているようだ。


一刻も早くこの場から立ち去るべきだろう。これ以上刺激しないように静かに後ずさりをする。まさか追いかけては来ないよね、、、、と思った瞬間、最初に唸り声をあげた大きな犬がこちらに向かって歩き出した。


後ろを向いて走って逃げたい衝動に駆られつつ、ここで走ったら間違いなく追いかけられるだろう。犬たちの方を見ながら少し早く歩こうしたら、「逃さねーぞ!」と言わんばかりに吠えながらこちらに走ってきた、、、

他の犬達も咆哮をあげながら追従してくる。


やばい、やばい、いやまじでやばい、、、


お遍路最大のピンチだった。

周りに人影はまったくなかった。声をあげても誰も助けには来てくれないだろう。

犬たちが近づいてきて初めてわかったが、彼らはよだれをたらし目つきもつり上がっている。何かを恨み憎んでいるような恐ろしい目だ、、、狂っているのかもしれない。


ふと思い出したのは、バス停で出会った女性の言葉。

「金剛杖のお大師様がいつも一緒にいて守ってくださるから大丈夫よ」

今頼れるのは金剛杖しかない。覚悟を決めて、金剛杖を刀のようにかまえ対峙する。犬の気迫にまけないようにこちらも相手の目からそらさずに睨み返す。


いよいよ2メートルくらい先に犬たちが迫ってきて立ち止まった。今にもおそいかからんばかりの勢いだ。


犬たちはこちらを向いて吠えまくっていたが、不思議とこれ以上近寄ってこなかった。しばらく睨み合っていたが、やがて犬は吠えるのをやめた。小さなうなり声だけが聞こえる。僕はそのまま後ずさりをしながらその場を離れた。道がカーブして犬たちが見えなったところで一息をつく。彼らの縄張りを出たのか、追いかけてくるようなことはなさそうだった。



なんであんなところに野犬の集団がいたのか、まったくの謎であるが、一つだけ言えるのはその場所は遍路道を外れていたということだ。遍路道はお大師様に守られているが、そうじゃないところをむやみに歩くもんじゃないと、51日目にして痛感させられた事件だった。



昼飯
まだ気が動転してので目についたうどん屋に入る。ぶっかけ小、おでん、コロッケ。手打ち麺が美味しかった。

2016-05-11 10.04.47_ぶっかけ小、おでん、コロッケ



一宮寺へ
お腹を満たしたら少し落ち着いた。一宮寺へ向かおう。


路地裏の遍路道。こんなとこ歩いて大丈夫だろうか、、?と心配になるが、ここも遍路道。

2016-05-11 10.34.47_一宮寺への遍路道


側溝の上の遍路石。

2016-05-11 10.41.03_側溝の上の遍路石


ヘンロ小屋高松・一宮。水があったが、宿泊は不可と明記あり。

2016-05-11 11.12.30_ヘンロ小屋高松・一宮

2016-05-11 11.12.39_遍路小屋道標

2016-05-11 11.12.49_遍路小屋内

2016-05-11 11.13.03_水場


一宮寺はもうすぐそこ。



その2へ続く。


【ソライロ遍路準備編】
パッキング編
パッキング編2(食材)
自炊計画


【ソライロ遍路紀行香川編】
46日目-2 やまじ風吹き荒れるなか六十六番札所雲辺寺、初めての通夜堂泊
47日目-1 雲辺寺を下山し六十七番札所大興寺、観音寺市を歩く
47日目-2 六十八番札所~七十番札所、銭形砂絵を眺めため池のほとりで野宿
48日目-1 へんろ小屋で手打ちうどんのお接待、七十一番札所~七十二番札所
48日目-2 天気がいいので幼き空海が修行したという我拝師山に登る
48日目-3 弘法大師生誕の善通寺を打ち善根宿へ
49日目 雨のお参りは傘が役に立つ、七十六番札所~七十八番札所を打ち善根宿へ
50日目-1 カタツムリのお遍路、いそがずあせらず50日目
50日目-2 最後の遍路ころがしを越え、最高の遍路小屋にたどり着く
51日目-1 お遍路最大のピンチ!集団に襲われる!?
51日目-2 八十三番札所~八十四番札所、狸の聖地屋島に泊まる
(以下執筆中)



【ソライロ遍路全記事一覧】
全記事一覧

4 Comments

  1. たい · 2017年11月3日 Reply

    一つ聞きたいです
    ナルゲンボトルで洗米は簡単でいいのですが
    浸けた後米を出すのが大変でした。ソライロさんはどうやってます?

    • ryo · 2017年11月3日 Reply

      たい様へ
      コメントありがとうございます!私も最初は米を出すのが大変でした。
      ご参考になるかわかりませんが、逆さまにして底をポンポンと叩くと米が落ちてきます。結構強めに叩きます。慣れてくると、これでうまく米をとり出せるようになりました。

  2. たい · 2017年11月7日 Reply

    へえー
    それは簡単でいいですね。次回の機会に早速試してみます。
    ありがとうございました。

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