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【ソライロ遍路紀行37日目-2】八十八分の四十四番目はどしゃぶりの大宝寺、その後アクシデント発生

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2016-04-27 13.26.06_大宝寺本堂への階段
※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。

4月27日、お遍路37日目その2。
お遍路37日目。朝から雨が降る中、農祖峠を越え内子町から山に囲まれた冷涼な町、久万高原に入った。

その1はこちら。
37日目-1 雨の農祖峠を越え久万高原町へ



四十四番札所大宝寺
峠越えでは学生さん以外のお遍路さんには出会わなかったが、大宝寺に近づくとちらほらとお遍路さんを見かけるようになる。

久万川を渡ると大宝寺への参道がみえてきた。

2016-04-27 13.15.13_大宝寺への参道

大宝寺仁王門。

2016-04-27 13.18.32_大宝寺仁王門


本堂への階段。

2016-04-27 13.26.06_大宝寺本堂への階段

本堂。

2016-04-27 13.29.59_大宝寺本堂

大師堂。

2016-04-27 13.34.14_大宝寺大師堂


タイミングの悪いことに大宝寺に着いたときはどしゃぶりの雨だった。野宿遍路にとって、雨の参拝ほど大変なものはない。ザックにしまっていた参拝道具を出すために、濡れない場所で探さなければならないのだが、お寺によっては屋根のある休憩所があったりするのだが、そういう場所がない場合はとても苦労する。大宝寺でも濡れない場所がみつからず、しかたなく手水舎の屋根の下の邪魔にならないところにザックを置き、山谷袋を出す。山谷袋自体をゴミ袋で包んで濡れないようにしていたが、それでも納経帳を取り出すときには最新の注意をしないと、大変なことになってしまう。菅笠からたれてくるしずくにも要注意だ。こんなときは傘があったほうがいいかもしれないが、普段は邪魔になるので、どうしても傘を持つ気になれない。


御朱印。

2016-04-27 13.44.38_大宝寺御朱印

3日ぶりに札所での納経。四十四番札所ということはこれでちょうど半分ということになる。

次の札所まで11キロ、国民宿舎までは8キロくらい、距離的にはいけないこともないだろうが、この雨ではどうにもがんばって歩こうという気持ちがしぼんでしまう。

まずは予定通り食料を確保が優先、少し戻って買い物をしよう。



寝床探しと食材確保
歩き出すと自分が思っている以上に体が重く感じる。菅笠にレインウェアという格好だが、多々商の雨ならこれで十分しのげるが、ここまで降られるときつい。今日はもうこの近くで濡れない寝床を早めに探しておいたほうがいいかもしれない。

久万川あたりでの野宿ポイントも物色しつつ来た道を少し戻り、お店を探す。国道33号線まで出ると、スーパーやドラッグストアなどもあった。

昨日お会いしたツェルトを持った宿泊まりの歩きお遍路さんに教わった道の駅もすぐ先にあった。野宿できそうか見ておこうと先に道の駅に行く。

道の駅天空の郷さんさんは、観光客も多くけっこう賑わっていた。

2016-04-27 14.49.39_道の駅天空の郷さんさん


道の駅で少し休憩。屋根の下にテントを張れそうな場所があることを確認し、今日はもうここでいいだろうという気持ちになり、食料調達に出た。

33号線を行ったり来たりしながら、お店をいろいろ当たってみるが、スーパー、ドラッグストアになどに一番欲しい少量の米または麦が見つからない。いっそ2キロの米を買おうかとも思ったが明日の岩屋寺への往復を考えると、最低限の食料に抑えて荷物を重くするのは避けておくことにして、コンビニで行動食と昼用ラーメン1つとお惣菜を購入した。

2016-04-27 16.47.52_食材購入

2016-04-27 16.48.41_チキン南蛮

この頃には雨はほぼあがっていたが、さすがにもう動く気にならない。道の駅に戻り、半額のいなり寿司とクレソンを購入。これで明日一日分は心配はない。

2016-04-27 16.49.35_いなり寿司

2016-04-27 16.48.58_クレソン



道の駅天空の郷さんさんにて
お店が閉まるまでベンチで時間を潰していると、大きなザックを背負った若いお遍路さんがやってきた。話をしてみると、野宿遍路さんで2日前に僕のことを十夜ヶ橋で見かけたという、、思い返してみると大きなザックを背負ったお遍路さんを見かけたことを思い出した。そういえば同じザックだ^^

昨日は大宝寺近くの久万公園で寝て、今日は岩屋寺参り。岩屋寺の門前から少し下ったところにある100円のよもぎ餅が美味しいこと、途中にザックの預かりお接待をされている宿を教えていただいた。岩屋寺までの八丁坂越えルートはかなりきついと聞いていたので、正直山ルートを避けようかとも考えていただけに、この情報はありたがかった。彼自身は荷物お接待があることを帰りに気づいたので、大きなザックを背負ったまま岩屋寺までの八丁坂越えを歩いたそうだ。今日はここには泊まらずに、まだまだ歩くそうだ。道の駅は朝が早いのであまり好きではないとか。朝は遅めで夜遅くまで歩いているらしい。すでに夕方にも関わらず元気に歩いていった。


お店が閉店の準備を始めた。目をつけていた屋根の下のベンチは閉店時はチェーンが張られて入れないとのこと。駐車場の脇にイベント用らしきパイプテントが張ってあったので、その下にテントを張ることにした。ここなら雨も全く問題ないだろう。



夕飯
夕飯はベーコンとクレソンのペペロンチーノとチキン南蛮のお惣菜。残ってたパスタ全部使ったった。お腹いっぱいで苦しい^^w

2016-04-27 18.21.22_チキン南蛮



緊急事態発生
あとはスマホの充電をして、地図を見ながら明日のルートを確認して寝るだけだった。

が、ここにきて緊急事態発生!!




スマホの充電ができない!!




スマホのバッテリーを取り替えてみたり、USBケーブルを替えてみたり、色々試すがどうにも充電ができない。試しにモバイルバッテリーでヘッドライトの充電をしてみたができた。スマホだけが充電できない。ということはスマホ自体に問題があるのだろう、、、差込口の問題だろうか?と思い、持参していたナノカーボンペンを使用してみる。これまで出番は中売ったが、こういうときのために持ってきたのだ!スマホのmicroUSB差し込み口とケーブル側の端子に塗ってみる、、、がしかし効果なし;;

最初の頃は予備のスマホを持っていたのだが、予備のスマホは湿気でやられて電源が入らなくなっていたのでもう替えはなかった。今回のお遍路においてスマホはGPS,写真,twitter,連絡手段,メモ,出納帳とたくさんの役割を担っていた。果たしてスマホ無しでお遍路を続けることが可能かどうか頭のなかでシュミレーションしてみる。GPSがなくても地図で十分だろう、電話が使えなくても宿の予約は公衆電話(あまりみかけないが)でなんとかなるかもしれない。一番困るのは、写真やtwitterを始めお遍路の記録をとることができなくなることだろう。今のスタイルでのお遍路ではどうしてもスマホなしですすむことは考えられなかった。

悩んだ末、Amazonで同じ機種の白ロムを注文した。お急ぎ便なら明後日には今いる場所の近くのコンビニで受け取れる。明日は岩屋寺への往復で終える。1日だけなら最低限の写真を撮るくらいのバッテリーは残ってそうだ。受取りが明後日の夕方くらいとすると1日は停滞することになりそうだ。



出納帳
・お賽銭(大宝寺) 20円
・納経代(大宝寺) 300円
・いなり寿司(道の駅) 165円
・ミニパン小倉 108円
・ミルククッキードーナツ 108円
・ピーナツチョコ 108円
・そのまんまゆず 152円
・サッポロ一番みそラーメン 108円
・チキン南蛮 398円
・クレソン(道の駅) 70円

【集計】
宿泊費:0円
風呂:0円
洗濯:0円
食費:1217円
日用品:0円
お参り:320円
合計:1537円




ルート

・ルート:5:35道の駅小田の郷せせらぎ-6:30バス待合所6:35-8:21真弓トンネル手前休憩所8:40ー11:00農祖峠11:10-13:38大宝寺13:44-1449道の駅天空の郷さんさん-16:10サークルKサンクス(久万入野店)16:20-16:25道の駅天空の郷さんさん(泊)
・合計時間:9時間14分
・合計距離:23.83km
・最高点の標高: 685m
・最低点の標高: 180m
・累積標高(上り):1019m
・累積標高(下り):702m
37日目GPS(ヤマレコ)



ソライロノート
四十四番札所まで来たということは数の上でもちょうど半分!距離的にはもっと進んでいるだろう。

だが今日は一日雨で体力的にもきつく、更にはアクシデントも発生し夜遅くまでバタバタと落ち着くことができなかった。


そもそもスマホなんてここ10年で急激に普及したものだから、それ以前のお遍路さんはスマホに頼らなないお遍路をされていたはず。だが、今の僕には到底無理そうだった。

スマホで地図をみて、GPSを記録して、写真を撮って、twitterやブログにあげる。これもモチベーションの一つであり、良くも悪くもスマホに依存したお遍路になってはいるが、それらを含めてのソライロ遍路なのだ。急な出費や停滞は痛いが、やむをえないだろう。



38日目に続く。


【ソライロ遍路準備編】
パッキング編
パッキング編2(食材)
自炊計画


【ソライロ遍路紀行愛媛編】
30日目-1 松尾峠を越え、第三の地伊予の国へ
30日目-2 愛媛最初の札所観自在寺、公園野宿を見逃していただく
31日目-1 激しい雨風の56号線を歩き、ゆらり内海で休憩
31日目-2 密室の遍路小屋で怪しげな先客と二人きり
31日目-3 遍路小屋の夜
32日目 体調不良で急遽宿に泊まる
33日目-1 病み上がりのリハビリ歩き
33日目-2 雨のなか3日ぶりの納経後、道の駅泊
34日目-1 四十二番札所佛木寺から歯長峠越え
34日目-2 四十三番札所明石寺後、遍路小屋で一人焼肉
35日目-1 鳥坂峠を越え、予定外の臥龍の湯に浸かる
35日目-2 野宿の聖地十夜ヶ橋の下で寝る
36日目-1 ありがたいお接待を受けながら内子町へ、小田川沿いの木材動物アートに癒やされる
36日目-2 農祖峠ルートを選び、道の駅小田の郷せせらぎに
37日目-1 雨の農祖峠を越え久万高原町へ
37日目-2 八十八分の四十四番目はどしゃぶりの大宝寺、その後アクシデント発生
38日目-1 恐怖の峠御堂トンネルを抜け、いやしの宿八丁坂さんにザックを預ける
38日目-2 空身でらくらく八丁坂を越え、四十五番札所岩屋寺へ
38日目-3 体調に異変が生じる中、レストパーク明神へ
39日目-1 目覚めの恐怖を乗り越え、四十六番札所浄瑠璃寺で手のモデル!?
39日目-2 お遍路もGWの賑わい!四十七番札所~四十八番札所
39日目-3 GPSトラブルがありつつも、衛門三郎伝説の五十一番札所石手寺へ
39日目-4 道後温泉に入り道後公園に泊まる
40日目-1 朝からトラブルも地元の方に導かれ五十二番札所太山寺、五十三番札所円明寺へ
40日目-2 9日ぶりに海を眺め、文化の森公園に泊まる
41日目-1 松山市を抜け、瓦と石油基地の町菊間へ
41日目-2 五十四番札所延命寺~五十五番札所南光坊、駿河か伊豆かで悩む
(以下執筆中)


【ソライロ遍路全記事一覧】
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