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【ソライロ遍路紀行30日目-1】松尾峠を越え、第三の地伊予の国へ

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2016-04-20 07.16.50_松尾峠へのへんろ道
※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。

4月20日、お遍路30日目その1。
30日目の朝は4時半起き。夜中に何度か目が覚めたが、まあまあ眠れたと思う。朝は少し冷え込み手がかじかむ中、向かいにあるトイレにいこうとしたらまだ鍵がかかっていた。仕方がない出発することには開いてるだろうとがまんする。

29日目はこちら。
1 宿毛の遍路小屋であやしげな老人に出会う
2 デポ作戦を決行し、高知最後の札所へ



朝飯
朝飯は昨日の牛うにゅうの残りを使ってナスとにんじんのミルクリゾット麦飯。

行動食分。

2016-04-20 05.09.14_ナスとにんじんのミルクリゾット(行動食)

飯を作っている最中に、ご一緒した韓国のご夫婦が出発されるようだったので、テントを出て挨拶をする。自分たちは歩くのが遅いから朝早く出ると言っていたが本当に早い。一本松温泉に寄っていきたいとおっしゃっていた。



今日の予定
まずは県境にある松尾峠を越えると愛媛県に入る。途中少し遍路道からはずれたところにある一本松温泉によるかどうかは微妙なところ。峠から愛媛初の札所まで14,5キロ。今日中に納経も間に合わせてこのあたりで寝床を見つけたい。川と海が近い場所なのでなんとかなるだろう。夜にはお天気が崩れるらしいのでなんとか屋根のある場所を確保したいところだ。

5:53、パッキング完了。第三の地、愛媛を目指して出発。

2016-04-20 05.50.49_パッキング完了



松尾峠越え
まずは宿毛の町を抜ける前にローソンで今日の行動食と袋ラーメンとをゲット。

2016-04-20 06.17.21_ローソンで購入したもの

コンビニの外に歩きお遍路さんがいらっしゃったので話しかけてみる。順打ちの宿泊まりの方だった。買ったばかりのリングドーナツを食べながら歩いてるとすごくお腹が減って食べてばかりだと話をしたら、自分があまりお腹が減らないので食べるのに苦労すると言われてた。歩いてるとご飯があんまり喉を通らなくなり、無理をして食べてるのだそうだ。自分と全く反対なのでびっくり。人それぞれいろんな苦労があるのだなぁ、、、。

この先の松尾峠までの道を教わり、先に歩いて行かれた。


SUNNY MARTとダイソーの看板が見える。宿毛にはマクドナルドも見かけたし、このあたりでは結構大きな町だと思われる。マックやダイソーがあったら大きな町という言い方に違和感を覚える方もいるかもしれないが、お遍路を歩いてるとそういう感覚なのだ^^

2016-04-20 06.40.50_SUNNYMARTとダイソー


宿毛貝塚というのがあった。縄文時代からこのあたりに人が住んでいたということだ。

2016-04-20 06.48.10_宿毛貝塚

2016-04-20 06.48.24_宿毛貝塚の說明


水道があったので水を補給させていただく。

2016-04-20 06.48.59_水を補給


坂になってきた。

2016-04-20 06.52.53_坂道


宿毛の町を見下ろす。宿毛湾も少しだけ見えた。

2016-04-20 06.54.46_宿毛の町を見下ろす


草にとまっていた黒揚羽蝶が飛び立ち、前を先導してくれた^^

2016-04-20 06.55.42_黒揚羽蝶


足摺半島の西岸を歩いていたときは遍路道案内がほとんどなかったが、このあたりは経路案内がとても親切でありがたい。

2016-04-20 07.01.01_観自在寺遍路道

平成遍路石36号。

2016-04-20 07.01.14_平成遍路石36号


一度麓に下りてきた。ここから松尾峠まで3000。今日も影遍路がなんとなく面白い。

2016-04-20 07.16.50_松尾峠へのへんろ道

2016-04-20 07.18.35_影遍路


山あいを歩いていると小さな祠があるところまで来た。

2016-04-20 07.21.53_里山

2016-04-20 07.28.42_祠


土佐の褐牛と書いてある。「モーすぐ伊予やけん」ということはまだここは高知。あかい牛は見当たらなかった。

2016-04-20 07.38.11_土佐の褐牛


また山に入っていくようだ。

2016-04-20 07.40.14_へんろ道

平成遍路石62号。

2016-04-20 07.48.02_遍路石

2016-04-20 07.48.09_平成遍路石62号


平成遍路石65号。

2016-04-20 07.56.49_平成遍路石65号


松尾峠まで1.7キロ。

2016-04-20 07.57.58_松尾峠1.7キロ

2016-04-20 07.58.15_四国のみち


山道が結構きつくなってきた。


松並木の跡。

2016-04-20 08.18.06_松並木の跡

街道の石畳。

2016-04-20 08.26.06_街道の石畳

これかな?

2016-04-20 08.26.15_石畳

茶屋跡。こんな山の中に昭和初期まで茶屋があったらしい。それだけこの道を歩いている人がたくさんいたということなのだろう。

2016-04-20 08.51.48_茶屋跡


ようやく峠に着いたようだ。思っていたよりきつく息もあがってしまった。

トイレと大師堂跡がある。大師堂跡とはあるが、中に入り参拝できるようだ。

2016-04-20 08.52.04_トイレ

2016-04-20 08.54.21_大師堂跡

2016-04-20 08.55.17_大師堂跡内


伊予と土佐の国境、松尾峠。

2016-04-20 08.56.34_松尾峠案内

「これより西、伊予国宇和島藩支配地」とある。伊予のみなさまに「これからお世話になります」とご挨拶(_ _)

2016-04-20 08.57.17_従是西伊予國宇和島藩支配地

振り返れば「これより東、土佐国」とある。土佐のみなさまに「お世話になりました」と感謝のご挨拶(_ _)

2016-04-20 08.57.46_従是東土佐國

登りで疲れたので峠の東屋で一服。

2016-04-20 08.58.11_松尾峠休憩所

昨日延光寺の門前で購入した宿毛名物きんぼを食してみる。

2016-04-20 09.03.58_きんぼ試食

2016-04-20 09.04.15_きんぼ断面

かりんとうと米菓子を足して二で割ったようなとても懐かしい味。生姜の味もして栄養はたくさん詰まっていそうだ。すごくお腹にたまり、半分食べたらもう十分だった。これは普段の行動食にせずに何かあったときの非常食用にとっておくことにしよう。



第三の地伊予の国入り
さあ、第三の地、伊予の国愛媛に入った。

峠から下っていくと黄色い花が迎えてくれた。

2016-04-20 09.47.45_黄色い花


坂の途中に松尾大師がある。峠には松尾大師跡があったので、おそらくこの場所に移されたということなのだろう。

2016-04-20 10.31.11_松尾大師

2016-04-20 10.32.28_休憩所

坂を下りきったあたりで、愛媛の第一町人と遭遇。遍路道やこのあたりのお店、コンビニ情報を親切に教えていただいた。笑顔で励ましていただき、峠越えの疲れが一気に吹き飛んだ。

2キロくらい寄り道をすれば一発松温泉にいけるのだが、まだ午前中なので今日は温泉はスルーすることに。今頃韓国ご夫婦はいいお湯に使っているかもしれない^^

ローソンに寄りトイレを貸していただく。どこに行っても存在するコンビニ、本当にありがたい。今のところコンビニが延々なかったのは室戸岬への55号線と足摺岬の前後あたりだけだろう。


道路の脇の土手でカメラをもったお母さんがかがみ込みながら写真を撮っていた。みるとCanonの高そうな一眼だ。話しかけてみたらたんぽぽの綿毛を撮っているのだとか。真似してローアングルからのぞいてみると、これがなかなか難しい^^;

2016-04-20 11.19.50_たんぽぽの綿毛



癒やしの里道へんろみち。舗装された道路を歩くよりもこういう昔ながらのへんろ道は風情がある。

2016-04-20 11.45.16_癒やしの里道

2016-04-20 11.55.28_旧赤坂街道


あ、なんか今までみたことのないキャラクラーだ^^w

2016-04-20 12.07.04_へんろ道案内

後で調べたところ、愛南町のゆるキャラ「なーしくん」と思われ。なーして梨?かと思ったら、地域住民が口癖のように言葉の語尾に付けている「なーし」という方言から来ているそうだ。

道路にも40番札所への道を案内する「40↑」の文字。

2016-04-20 12.09.50_40↑


大宮神社の隣にトイレ付きの遍路休憩所があった。自炊にちょどいい、今日はここでお昼にさせてもらおう。

2016-04-20 12.15.29_愛南町上大道の休憩所



昼飯
今日の昼飯はにんじん入り味噌ラーメン。具はにんじん、にんにく、トッピングにごま。綺麗な休憩所でのんびりといただいた。

2016-04-20 12.37.38_にんじんを切った

2016-04-20 12.37.50_自炊風景

2016-04-20 12.48.49_にんじん入り味噌ラーメン



その2へ続く。


【ソライロ遍路準備編】
パッキング編
パッキング編2(食材)
自炊計画


【ソライロ遍路紀行愛媛編】
30日目-1 松尾峠を越え、第三の地伊予の国へ
30日目-2 愛媛最初の札所観自在寺、公園野宿を見逃していただく
31日目-1 激しい雨風の56号線を歩き、ゆらり内海で休憩
31日目-2 密室の遍路小屋で怪しげな先客と二人きり
31日目-3 遍路小屋の夜
32日目 体調不良で急遽宿に泊まる
33日目-1 病み上がりのリハビリ歩き
33日目-2 雨のなか3日ぶりの納経後、道の駅泊
34日目-1 四十二番札所佛木寺から歯長峠越え
34日目-2 四十三番札所明石寺後、遍路小屋で一人焼肉
(以下執筆中)


【ソライロ遍路全記事一覧】
全記事一覧

4 Comments

  1. くえ · 2017年4月3日 Reply

    四国遍路編楽しく拝見しています。
    行動食はジップロックに入れておられると思います。袋は再利用しておられるのでしょうか。
    カレーなど油のあるようなものも行動食にされてますよね。
    その際、袋の洗浄はどのようにされてますか?
    参考までに伺いたく

    • ryo · 2017年4月3日 Reply

      くえさん、コメントありがとうございます!お遍路記事読んでいただき嬉しいす。
      行動食を入れていたジップロックは、除菌ウェットティッシュで拭いて再利用してました。1週間~10日で交換という感じです。
      ジップロックを買う手間、お金の節約のためにそうしていましたが、衛生的観点からはあんまりおすすめは致しません^^;
      ご参考になれば幸いです^^

      • くえ · 2017年4月5日 Reply

        ご回答ありがとうございました。
        荷物の軽量化もあって再利用されてるんでしょうね。自分も長いトレイルをやってみたいです。そしてやるとすればソライロさんのような食料計画をすると思うのでこういった細かな事情がわかり大変参考になり、勉強させてもらってます。ありがとうございます。

        • ryo · 2017年4月6日 Reply

          長いトレイルは挑戦しがいがありますよね!他にご質問などあればいつもでお気軽にどうぞ~^^

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