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【ソライロ遍路紀行9日目-2】薬王寺と温泉とひとり野宿

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※ソライロ遍路53日間の全貌、ツイートしきれなかった部分も余すところなく織り込んでます。

3月30日、お遍路9日目その2。
気持ちのよい海沿い歩きが続いた9日目。お昼くらいまではまずます調子よく歩いていたが、午後になり疲れ出始める。ザックが食い込み肩が痛くなり、足どりも重くなってきた15時頃、ようやく二十三番札所薬王寺に到着した。

9日目その1はこちら。
海沿いを歩き二十三番札所薬王寺を目指す



二十三番札所薬王寺
薬王寺石柱門。

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石柱門の手前右手側に天幕がありたくさんの人がいる。なんだろうと近づいてみると紀州接待講の方々がお接待をしていて声をかけられた。

タオルとおせんべいをお接待としていただく。お菓子はなかなか自分で買う気になれないのでおせんべいがすごくうれしい。

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接待講の方々に「ここは階段をたくさん登るのでザックを置いていった方がいい」と言われたので、お言葉に甘えてザックを預かっていただく。大きさ、重さにずいぶんと驚かれたwそれからソーラーバッテリーの説明をする。(ここまでテンプレw)


ザックを降ろすと超身軽。足取りも軽くなる。

薬王寺仁王門。

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女厄坂。たしかに階段が多い。

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魚藍観音。

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瑜祇塔。

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本堂。

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大師堂。

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御朱印。

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お参りが終わり、ザックを預かっていたいただいた接待講の方から薬王寺温泉の場所を聞く。お寺の直ぐ側にあり、立ち寄りでも入れるとのこと。



薬王寺温泉
薬王寺温泉。

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ここは宿泊施設もあり、お遍路さんも泊まられているようだ。途中でお会いした歩きお遍路さんも今日はここに宿泊すると言っていた。

露天はなかったがサウナあり、いいお湯だった。

体重をチェックしてみる。4日前57.35キロだったので微増。

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こういう宿泊施設のある温泉はコインランドリーも使わせてもらえるのがありがたい。待ち時間にロビーにいたお遍路さんと話をする。

同じく乾燥機待ちのベテラン歩きお遍路さんだった。しかもテントを持たない野宿お遍路さん。寝袋だけで野宿するというのは自分にはとても真似できそうもない。寒さもあるし、プライベート空間がない状態で寝れる気がしない。遍路小屋、駅、道の駅、バス停などのベンチで野宿をするそうだ。何度もお遍路をしているので、どこで野宿できるのかだいたい把握しているが、それでも毎年いろいろ変わるので(禁止になったり、新しい施設ができたり)行ってみないとわからないこともあるそうだ。

遍路地図や野宿リストに載っているこの近くの「はしもとドライブイン」という善根宿は今は営業していないとのこと。このあたりで野宿できるのは道の駅ぐらいだそうだ。自分はテントを持っているので、もう少し先まで歩くつもりだというと「やめたほうがいい。他に野宿場所はない」と何度も言われた。

うーん、ベテランさんのいうことには従ったほうがいいかもしれないと思う一方、「歩きたいところまで歩いて自分の寝床は自分で探したい」という変なこだわりが湧いてくる。

テントを背負って歩いていると「このテントさえなければもっと背中が軽くなるのに、、、」という思いが湧いてくるがその度に「テントを背負うということは、その重荷を対価に自由を背負っているんだ」と言い聞かせてきた。そう、妙なこだわりがというか、おかしな野宿遍路魂が身についてしまったのかもしれない、、w


洗濯にもう少し時間がかかるようなのでもう一度風呂に入ってきた。こんなにゆっくり長風呂に入れるのもなかなかない。脱衣所に行くと若いお遍路さんがいた。今日の寝床は決まっているのか聞いてみる。はしもとドライブインを候補にあげていたのでもう営業していないらしいよと伝えると「なら道の駅かなぁ」と。


さて、自分はどうしようか。


寝床探し
温泉でゆっくりしたせいでだいぶ日が暮れてきた。

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道の駅を通り過ぎる時、先程のベテラン遍路さんが東屋のところにいて声をかけられた。自分はもう少し先の休憩所まで歩くことを伝えると、「そんな休憩所はないから、ここにしろ」としつこくいわれた。正直どうしてそこまで言われるだろう、、??

心配されてるのかもしれない、、がそこまで強く言われると逆に野宿遍路魂がふつふつと湧き上がってきてしまう。自分の好きな場所で寝よう。そのために重たいテントを担いでいるんだと、、。


結局先に進むことした。2キロほど先に遍路地図にあった休憩所はちゃんと存在していた。車道に面していて車の音がうるさいことを除けば、全く問題ない。休憩所の裏のスペースにテントも張れる。全然悪くない。今日の寝床決定。



夕飯
夕飯はキャベツのペペロンチーノ。なんとこれがお遍路初のパスタ。恐ろしいことにキャベツはまだ半分残ってる、、




キャベツを消費するため追加でキャベツ炒めも。

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それから夕方買った鰹節を使っておかかも作った。ふりかけとかおにぎりの具に使う予定。

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出納帳
・無人販売所キャベツ:50円
・出前一丁:78円
・サッポロ一番塩ラーメン:78円
・勝浦鰹節:110円
・韓国海苔:95円
・きんかんのど飴:131円
・消費税:27円
・お賽銭:20円
・納経代:300円
・薬王寺温泉:500円
・薬王寺温泉で洗濯:300円

【9日目の出納帳】
今日 全期間
宿泊費 0円 0円
風呂 500円 1,270円
洗濯 300円 500円
食費 569円 3,453円
日用品 0円 1,258円
お参り 320円 15,980円
お接待 0円 100円
合計 1,689円 22,321円
※予算は10万円(お参り費用は除く)です。



ルート

Googleマップ(別窓)

・ルート:弥谷観音前休憩所6:54-11:11新矢商店-14:35フードショップみなみ14:46-15:02二十三番札所薬王寺-15:35薬王寺温泉17:37-18:49海部林材協同組合前休憩所(泊)
・合計時間: 11時間55分
・合計距離: 23.64km
・最高点の標高: 153m
・最低点の標高: 0m
・累積標高(上り):775m
・累積標高(下り):843m
9日目GPS(ヤマレコ)



ソライロノート
これで徳島最後の札所をおえ、次の高知県へと向かう。

潮風の香る海沿い歩きはとても気持ちがよかったが、午後になると疲れのせいでどうしても足取りも重くだれてくる。そんな中、温泉を楽しみになんとかがんばって歩いた。元々温泉好きだったが、今やお遍路での一番の楽しみになっている。

4日ぶりにいいお湯に浸かれて足を癒すことができたが、そのあと少しだけすっきりしない展開だった。それに人と一緒よりも一人の気楽さを選んでしまう傾向がある。お遍路というのはみんなでワイワイ楽しくというのものではないだろうから、それでいいんじゃないかと今は思っている。

何より誰かに強要された場所ではなく自分の好きなところで寝れたことに満足だった。



10日目に続く。


【ソライロ遍路準備編】
ルール詳細
パッキング編
パッキング編2(食材)
自炊計画


【ソライロ遍路移動編】
0日目 沼津から四国に向けて、いざお遍路の地へ!
54日目 家に帰るまでがお遍路


【ソライロ遍路各県初日】
高知編:11日目-1 朝から雨、徳島から高知へ入る
愛媛編:30日目-1 松尾峠を越え、第三の地伊予の国へ
香川編:46日目-2 やまじ風吹き荒れるなか六十六番札所雲辺寺、初めての通夜堂泊


【ソライロ遍路徳島編】
1日目-1 ソライロ遍路スタート!
1日目-2 お遍路の洗礼と逆打ち先輩との出会い
2日目 初めてのお接待体験
3日目 最大の難所焼山寺に向け万全の準備
4日目-1 遍路ころがし焼山寺に挑む
4日目-2 遍路ころがしを越えた先
5日目-1 人それぞれの遍路道
5日目-2 十三番札所大日寺~十七番札所井戸寺
5日目-3 地蔵越遍路道を越え初めての河原野宿
6日目-1 十八番札所恩山寺~十九番札所立江寺
6日目-2 心身ともに疲労困憊
7日目-1 遍路ころがし鶴林寺越え
7日目-2 小学校に泊まろう!
8日目-1 遍路ころがし太龍寺越え
8日目-2 二十二番札所平等寺から弥谷観音前休憩所へ
9日目-1 海沿いを歩き二十三番札所薬王寺を目指す
9日目-2 薬王寺と温泉とひとり野宿
10日目-1 室戸岬への長い道のりの始まり
10日目-2 牟岐町から海洋町へ、徳島最後の夜


【ソライロ遍路全記事一覧】
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