今年のソライロ的食のテーマは「保存食」です。干し野菜やドライフルーツ、燻製、漬物、チーズなどなど自家製にこだわって作ってみましたが、今回は鶏生ハムです。
生なので冷燻はしますが、火は通しません。ほんとに生ハムなんてできるんだろうか?そして食べれるんだろうか?大きな不安を抱えつつ挑戦してみました。
鶏生ハムの作り方についてはこちらのサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました!
鶏生ハムの作り方|ピートショップ
材料
・鶏胸肉 2枚★塩 48g(肉の容量の8%)
★砂糖 24g(塩の1/2)
★黒胡椒 適量
★ローリエ 1枚
★バジル 適量
★タイム 適量
★赤ワイン 400cc
※ハーブ類はお好みで
工程
1.鶏肉の皮をはぎます。
※鶏皮は焼いて塩で食べました。
2.★をすべてジップロックに入れソミュール液を作り、肉を浸します。1週間冷蔵庫で寝かします。

3.1週間後、流水で塩とハーブを洗い流し、水に3時間漬けて塩抜きをします。


4.風通しのよい日陰で24時間干し、乾燥させます。(冬以外は冷蔵庫で)

5.低温(30℃くらい)で2時間燻製します。

スモークウッドさくら(100g)+ピートスモークパウダー(15g)を使用しました。

6.風通しのよい日陰で1ヶ月干し、熟成させます。(冬以外は冷蔵庫で)

※この場所はちょっと日が当たってしまうので場所移しました。1ヶ月は長いですが我慢です^^
カラッカラになり、ようやく完成です!

もう少し早い段階でもいいのかもしれませんが、火を通さずに鶏を食べるのは初めてなので、今回はカラカラになるまで乾燥させてみました。
断面はこんな感じ。

いただきまーす♪

ソライロノート
味はめっちゃ美味しいです!!!生ハムのイメージとしては少し水分が残っていて、もっと柔らかい感じなのでしょうが、今回のは生ハムというよりはジャーキーに近いです。つまり干し肉ですね^^ちゃんと生で食べられました(๑’ᴗ’๑)
噛むと固いですが、普通に苦もなく歯で噛みちぎれますし硬すぎずいい感じに仕上がっています。
食べ始めると止まらなくなります。香りもよく酒がすすみます!(そんなに飲めませんがw)
この干し肉のような鶏生ハムは一体どのくらい持つのか、検証してみないとは正確なところはわかりませんが、半年くらいはいけるんじゃないかなぁ、、、でも絶対すぐにたべちゃいそうですが、ぜひ山にも持っていこうと思います!行動食、山ごはん、夜のおつまみと大活躍してくれるんじゃないかと思います(≧∇≦)/
作成に適しているのは冬ですから、もっとたくさん作っておけばよかったなぁと非常に後悔しています。。。来年の冬はいっぱい作りたいなぁ。チキンはこれだけですが、豚は今作り中なのでまたいずれ。
皆様の保存食作りのご参考の一助になれば幸いです^^