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紅葉、星空、クスクス!秋の笠取山でまったりテント泊【パッキング編】

笠取山テント泊
本当は寒くなる前に北岳にも行きたかったし冨士山にもう一度登ろうとも思っていたのですが、なかなか山に行けずに9月初旬に天城山に登って以来の久々の山行になりました。

間が空いてしまったので体力のいるキツイ山は避け、登り慣れていて、この時期紅葉が美しいであろう笠取山を選んでみました。

そしてなんだかんだで今年初のソロテント泊です。自分でもあれ?今年行ってなかったのかという感じですがw

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今回の山行のテーマ

いつもなんとなく山行のテーマや目的みたいのを意識しています。普通にピークハントだったり、きのこ観察だったり、写真山行だったり。

今回のテーマは3つあります。3つもあればどれか1つが転けてもあとの2つでカバーできるかなみたいな感じですw

1.クスクス山行

山ごはんのテーマはクスクスです。最近は毎月Amazonの定期おトク便で届くようにしており、家でも主食がクスクスになりつつあります。いろんなレシピを試しているのですが、今までやってみた中でこれは間違いなくうまい!と思えたもの今回作ってみることにしました。昼、夜、朝の3食ともメイン食材はすべてクスクスにします。なずけてクスクス山行!あと、行動食もクスクスで。時間があればデザートも作ろうと目論んでます。

2.紅葉

ヤマレコなどの情報をみると標高2000メートル付近の紅葉はもう過ぎているだろうと思われる。ただ、登山口からしばらくはちょうどいい時期で紅葉を楽しめるんじゃないかと期待。写真を撮りながらのんびり歩きたいので、ガツガツ歩かなければならないコースは避けました。

3.オリオン座流星群

10月21日の夜にオリオン座流星群の極大を迎えました。あいにくその日は天気が悪かったのでどこにも行きませんでしたが、極大日の前後数日はみえるそうなので、流れ星も写真に収められたらなぁと。

撮るなら冨士山と一緒に撮りたいのでベストボジションは笠取山山頂です。ただ夜中に山頂まで行くのはちょっと勇気もいるし、何より標高2000メートルですから相当寒いでしょう。天気がよく、風もあまりないような天候だったら挑戦してみようと思います。

パッキング

パッキングの中身
パッキングをする上でまず考えるのは、テント装備をどのくらい担ぐ必要があるのか?という点です。これは縦走型なのかベース型なのかで大きく変わってきます。

縦走型と言っているのは、最初から最後まで全装備をすべて担いでいくパターンです。この場合、装備の充実よりも軽量化を優先しないと体が持ちません。

ベース型の場合は登山口から幕営場所までどのくらい歩くのかが重要になります。

今回のコースでは作場平から笠取小屋まで約2時間テント装備を担ぐことになります。そこからはサブザックであちこと行ってみようと考えており、軽量化は考えなくていいかなぁと。といっても20キロ位内には抑えたいところです。

一番の悩みどころは食材ですが、これはメニュが決まればあとは揃えるだけです。それ以外ではザックと寝袋をどうするかちょっと悩みました。あとは基本いつもと同じテント泊装備になります。

一番準備が大変なのが食材ですが、今回はメイン食材をすべてクスクスにしたので何よりもまずコンパクトで軽くなります。

食べる量は個人差があるでしょうが、僕の場合クスクスは1食70gで十分です。他の食材だと1食100g前後するでしょう。しかもつぶつぶの形状ですからがさばりません。たかだが30g程度ですが、3食あれば90gになります。少しでも軽量化したい場合にはお勧めの食材です。

食材は食事ごとにストック袋に入れておきます。左から昼、夜、朝、予備食になります。
1食毎の食材

こちらは調味料。
調味料

こちらはデザート。
デザート

こちらは肉、生野菜など。
肉、生野菜など

これ以外に今回行動食もクスクスで作ってみました。クスクス煎餅とクスクス天です。レシピはこちら。
クスクス煎餅
クスクス天ぷら

行動食

水はプラティパス 2.5L(空)とハイドレーションで1.5Lのスポーツ飲料を用意しました。あと、一番最後にどうしようか迷っていたワイン0.7Lを入れ込みましたw

クッカー類は以下を持ってきます。
PRIMUS ウルトラ・スパイダーストーブ
Esbit アルミフライパン
Esbit グリッパー
Esbit ポケットストーブ
SOTO パワーガス250
・シリコンスチーマー(蓋なし)
・固形燃料 30g*2、25g*1
Esbit 固形燃料ミリタリー14*5個
・ステンレス箸
・スポーク
OPINEL#8
・まな板
スノーピーク シェラカップ E-103
スノーピーク チタンシングルマグ 300
ユニフレーム ウィンドスクリーンS
MSR ヒートリフレクターウィンドスクリーン
モンベル O.D.コンパクトドリッパー2
trangia ケトル0.6L

今回はメニュに炒めものが多いのでメスティンはやめフライパンでいきます。まぁフライパンがあれば大抵のことは用がすみます。あとは、いつもは持たないケトルを湯沸かし用に持って行くことにしました。コーヒーを飲むときにケトルがあるとやっぱり便利なんですよねぇ。なにか削る必要がある場合はまっさきに削りますが、余裕があれば持っていきたい道具です。

燃料は基本ガスで、予備としてポケットストーブ+固形燃料を持ちます。風がなければ湯沸かし系は固形燃料で問題ないでしょうが、使えない状況もありうるのであくまで予備程度に考えています。

mont-bell U.L.ダウン ジャケット 上下
レインウェア(THE NORTH FACE RAINTEX Plasma)
・インナーフリース
・アウターフリース
・冬用ニットキャップ
・タオル
・軍手
・スパッツ
・サンダル

着るものに関しては今回特別なことはありません。ちょっと迷ったのは夜の星撮影を考えて真冬用の防寒アウターを持って行くかどうかですがやめました。星の撮影は寒かったらやめようという感じですw

テント(トレックライズ1)
アライテント アンダーシート
THERMAREST Z Lite Sol S
・オールウェザーシート
・寝袋(モンベル U.L.スーパースパイラルダウンハガー#1)
ブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバー バルサム
・ガベッジバッグ4L
・ゴミ袋 数枚
LEDランタン
・ランタン用電池

寝袋は#3と#1で迷いました。

#3:【コンフォート温度】5度【リミット温度】1度
#1:【コンフォート温度】-5度【リミット温度】-12度

天気予報などを参考にすると朝は2-3度くらいになりそうです。#3でも大丈夫そうな気がしますが、自分はかなり寒がりな方なので少しがさばりますが今回は#1にしました。それ以外は基本いつもの装備です。

撮影機材

EOS Kiss X7
Tamron 16-300mm F3.5-6.3 DiII
タイマーリモートコントローラー(TC-2001)
SLIK SPRINT PROⅡ GMN

レンズはホントは広角の明るいレンズが欲しいところですが、APS-C用で使える明るい広角となるとCANON EF16-35mmF2.8しか持っていません。ただこれだと画角は変わらないので今回は1本にしました。

その他

ザック(OSPREY アトモスAG 65)
・ザックカバー
サブザック(SEA TO SUMMIT ウルトラシルDRYデイパック) 20L
・トレッキングポール
・ヘッドランプ
・ヘッドランプ用電池
・電池予備(単4)
・ファーストエイドセット
・ポイズンリムーバー
・トイレットペーパー(0.5個)
・ウエットティッシュ
・貼るカイロ
・スマホ
・時計
・大容量モバイルバッテリ
・充電用接続端子
・お金
・地図
・方位磁石
・ボールペン

ザックですが自分が持っているものではテント泊での選択肢はOSPREYのatmos 65と同じくOSPREYのxenith 88になります。
1泊なので65Lで十分でしょう。ただ、一眼とか食材とか入れるといつもかなりパンパンになるんですよね。少し大きめのザックに余裕を持って入れたほうがパッキングが楽なので、場合によってはxenithもありかなと思いつつ、最終的にはatmos 65に収まり切りました。

ザックの総重要は19.5kgです。長沢背稜や仙丈ヶ岳、甲斐駒の2泊に比べたらだいぶ軽いです。

ソライロノート

今回の山行はクスクス、紅葉、星という3つのテーマで望んみました。

パッキングではテント装備を2時間担ぐことを念頭において約20キロを目安にしてみました。

パッキングは最後まであーだこーだしてて、前夜は2時間程度の睡眠になってしまいました。もっと早く寝ようと思っていたのですが、行動食を作っていたら夜中になっていまいという・・・

寝不足の山行は安全性から言ってもよくないので、もっと余裕をもって準備できるようにしていきたいです。

さて、実際の山行については・・・これからアップしていきますのでお楽しみに!

本山行の記事リストはこちらです。
・パッキング編(本記事)
1日目
星空編
2日目
山ごはん編
動画編

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