
夏になるとスーパーで大量の赤紫蘇が売られています。梅干しの赤紫蘇漬けや、もみ紫蘇などに使えますが、もっともお手軽なのが赤紫蘇ジュースです。これが美味しいんです!
本記事では、夏に作りたい基本の赤紫蘇のジュースの作り方を解説します。赤紫蘇ジュースを作るのに適した時期、材料、作り方の手順、保存方法、絞りかすの活用方法などについて説明していきます。
ちなみにこの赤紫蘇ジュースの作り方は、近所のおばちゃんに教えていただきました(๑’ᴗ’๑)
もくじ
赤紫蘇ジュースの作り方
調理時間:1時間くらい(1)赤紫蘇ジュースを作るのに適した時期
赤紫蘇は5月末~8月くらいに市場に出回ります。青紫蘇は1年中出回りますが、赤紫蘇は、夏の間の短い期間以外ではほぼ手に入りません。したがって赤紫蘇ジュースを作るのに適した時期は5月末~8月となります。
(2)赤紫蘇ジュースの材料

・赤紫蘇 正味300g(葉っぱだけの重さ)
・砂糖 500g
・水 1000-1200cc
・クエン酸 25g(またはお酢 300cc) ※お酢の場合は水の量を300cc減らす。
赤紫蘇は枝ごと束ねて売っているもの、葉のみで売られているものどちらでも構いませんが、葉のみで300gのレシピになっています。赤紫蘇の量に合わせて、割合で計算してくてください。
水の量はもっと多くてもいいのですが、水少なめで濃縮タイプにしたほうが、保存場所をとらなくていいと思います。
またクエン酸は薬局などでも売ってますが、こういうものこそネットで買いましょう。薬局よりも断然安くてお得、無水タイプで問題ないです。
(3)赤紫蘇ジュースの作り方の手順
1.赤紫蘇の葉っぱだけをちぎり、水洗いした後、ザルに上げ水気を切ります。
2.沸騰した湯に赤紫蘇を入れます。

赤紫蘇はお湯に入れると、まるで青紫蘇のよう青くなります。

✓ ポイント
全部入り切らない場合は、分けて入れてもOK。その場合は手順2~3を繰り返す。
3.5分煮たら、赤紫蘇を取り出して絞ります。
取っ手付きのザルを使うとやりやすいです。
4.砂糖を加えて、溶けきるまでかき混ぜながら煮ます。

5.火をとめてクエン酸またはお酢を加え混ぜ合わせます。

黒かった色が濃い紫色になります。

6.冷めたら容器に保存します。

本レシピは水少なめの濃縮赤紫蘇ジュースです。水や炭酸で8-10倍くらいに薄めて飲みます。

アウトドアや登山、外で作業するときに赤紫蘇ジュースを持っていくと、喉の乾きを潤すだけでなく、疲労回復にも効果があります!
(4)赤紫蘇ジュースの保存方法と保存期間
冷蔵保存で約1年です。冷凍も可能です。(5)赤紫蘇ジュースの絞りかすの活用方法
赤紫蘇ジュースを作ると大量に残る絞りかす。この絞りかす捨てるのはもったいないですよねぇ・・・工夫次第でいろいろ活用できます!
>> 紫蘇の佃煮
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他にも、そのまま干してドライ赤紫蘇にして料理にトッピングしたりしてます。
(6)ソライロノート
わたしは最近家庭菜園をはじめたので、赤紫蘇を畝いっぱいに蒔いて育て、夏に紫蘇ジュースを作りまくります。梅干しや紫蘇もみにも使いますが、使い切れなくて困るほどですw八百屋さんでも1束100円~300円くらいで売っていると思います。時期が限られているので、見つけたら迷わず購入した方がいいと思います。
このさっぱりとした美味しい赤紫蘇ジュースがあれば、夏バテせずに夏を乗り切ることができるでしょう!
紫蘇ジュースのアレンジバージョンもあります。
>> 赤青の紫蘇ミックスジュース
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