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山パスタの課題

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山パスタの課題「最適な水の量」
山パスタチャンネルをYoutubeで立ち上げてから2年(くらい?)、ブログでも山パスタ山パスタと連呼していたら、動画やブログを参考にして山パスタを実際にやってくれる方もちらほらと出始めてたいへんありがたいことです^^

皆様からいただく「山パスタやってみたよ」報告をの中で、うまくいなかったというのもいくつかありました。

お聞きした失敗は「水が足りなくなった」が一番多いです。山パスタの要は「最適な水の量」。

失敗報告から抽出した問題および僕が常日頃から考えていた「最適な水の量」に関する課題を整理してみました。



「最適な水の量」に関する課題

1.標高
池の茶屋林道2
標高が300m上がると沸点が1℃ほど下がるそうです。つまり標高3000mでは沸点は90℃ということになります。(参考:標高2000mでは沸点は何度ですか? – Yahoo!知恵袋)

富士山頂では沸点は約87℃。

富士山頂で山パスタをすると87℃でパスタを茹でることになるのです。ということはアルデンテになるのにいつもより時間がかかるはず。つまり沸騰状態の時間が長くなるため水の蒸発量が増えることになります。

標高が何m上がったら水の量を何cc増やす必要があるのでしょう?

予想としては「沸点が1℃下がると茹で時間が5秒長くなり水を2cc増やす必要がある」とかそのくらいじゃないかなぁと(ただのカンで言ってますw)

例えば。

標高2000m:沸点93℃、水+14cc
標高3000m:沸点90℃、水+20cc
標高3776m:沸点87℃、水+26cc

この答えはまだありませんが標高が高いところの場合は、水を少し増やした方がいいと思います。

今度富士山で実験してこようかな^^


2.火の強さ
火の強さ
当初は同じ固形燃料を使ってパスタを茹でていたため、風の影響を受けなければ火の強さは一定でした。

しかし常に固形燃料が使えるとは限りません。また山ではガスを使う人が多いでしょう。アルコールストーブの方もいると思います。

ガスなどでパスタを茹でる場合、いつも同じ火の加減にするというのはなかなか難しいですよね。

「弱火」といってもやるたびに火の強さは変わってしまいそうです。

火の強さが一定でないことは2つの問題を引き起こします。

①沸騰時の火の強さによって水の蒸発量が変わる。
水が沸騰している時の火の強さによって、水が蒸発する量は変わるのです。

火が強い状態で沸騰状態が続くと、弱い時より水の蒸発量が増えるのです。火が強ければ水が早く無くなり足りなくなってしまうのです。

火の強さを一定にすることは難しいため、この問題はとても厄介です。今のところよい解決策はありません。

火の強さの目安としては、自分は強めの弱火くらい~弱めの中火くらいで茹でています。


②沸騰時間が変わることにより水の蒸発量が変わる。
火が強いと水が沸騰するまでの時間が短くなります。しかしパスタが水に漬かっている時間が短くなるため、沸騰してからアルデンテになるまでの時間が長くなります。

ということは沸騰状態が長く続くことになり、水が多く蒸発してしまうのです。

②については簡単な解決方法があります。

それは「沸騰してからパスタを茹でる」です。

(そこ、コケないように!)

自分のアイディアを否定することになってしまいましたがw

しかし沸騰してからパスタを茹でれば茹で時間、沸騰時間は一定になり水の蒸発量も一定になるはずです。

このやり方に変えるには水の量の実験をやり直さないといけませんね。


3.パスタの量
パスタの量によっても「適切な水の量」は変わってきます。乾麺のパスタは水分を吸収します。パスタの量が増えれば水を吸収する量も増えることになります。

水からパスタを茹でる場合、パスタ100gで200cc-220ccくらいが目安です。
【実験】茹で汁を残さないパスタの最適な水の量

80gの場合はマイナス10ccして190cc-210ccくらいが目安ではないでしょうか。


4.パスタの規程茹で時間
パスタいろいろ
パスタの規程茹で時間によっても「最適な水の量」は変わってきます。

規定時間90秒のパスタと規定時間6分のパスタでは水が蒸発する量がかなり違ってきます。

基準値の「パスタ100gで水200cc-220cc」は規定時間6分のディチェコのフェデリーニというパスタを使って実験した結果です。

規定茹で時間に対する最適な水の量もきちんと数値化できるといいですよね。


ソライロノート
こうしてみると山パスタにはまだまだ課題がたくさんあります。

標高の問題、沸騰してから茹でる場合、規定茹で時間による変化については、今後実験して数値化していこうと思っています。

失敗からは学ぶことが多いです。これからも失敗報告お待ちしてます^^

そしてソライロパスタ流山パスタの目指すところは

「インスタントラーメンを作るくらいの手軽さで、誰でも簡単に山で美味しいパスタを!」

です。

皆様の山パスタライフのご参考になれば幸いです^^

2 Comments

  1. gZ507 · 2014年7月3日 Reply

    ソライロさんおはようございます。
    なるほど100gに対して200ccほどの水でいけるのですね。
    僕は勘に頼ってまして、茹でているうちに知らないうちに水が消えていました。
    固さは柔らかかったから多分伸びてるのかもしれませんね^^;
    まだマカロニタイプしか使ってないので今度は長い奴を使いたいと思います。
    100g/200~220cc水比でやってみます。PS:今日も雨でどこにも行けません><

    • ryo · 2014年7月3日 Reply

      GZさんご訪問ありがとうございます!
      100gに対して水200ccを基準としていますが、パスタの種類によっても変わってくるなどの条件があります。今早ゆで3分パスタで、沸騰してからパスタを入れる方式であらたなデータ取得中です。この場合水の量はもっと少なくて済みそうです。
      マカロニタイプなどのショートパスタは多少茹で過ぎても美味しいと思います^^長い奴はアルデンテが一番美味しいんですよねぇ。
      梅雨が早く明けて欲しいですね。山にいけずにウズウズしてますw

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