生姜シロップ(ジンジャーシロップ)を、炊飯器で作る方法について解説します。
レモンと新生姜で作る生姜シロップは、ジンジャーエールの素です。これを炭酸で割ればジンジャーエールになります。
夏の暑い日にジンジャーエールが飲みたい!でも生姜シロップ作るのってめんどくさいのよね~
わかります!!
1時間くらい鍋で煮るのがちょっとめんどうに感じてしまいます。煮ないやり方もありますが、それだとかなり時間がかかるってしまいます。
梅シロップと同じように炊飯器で作ると簡単です!
じっくり煮るやり方はこちら。
>> 新生姜でピンク色のジンジャーシロップの作り方と使い道【1時間煮る】
炊飯器で生姜シロップの作り方
(1)材料

・新生姜 500g
・氷砂糖 500g
・レモン 2個
・重曹 適量
※お好みで鷹の爪やスパイスを入れてもよい。
(2)作り方
1.レモンの下処理をします。水洗いで表面の汚れを落とします。

水に重曹を加え重曹液を作ります。

重曹液でレモンをごしごしします。

30分重曹液に浸けます。

2.新生姜をよく洗います。たわしとか使ってもいいと思います。

3.もう一度レモンを水洗いして重曹を落とします。
4.生姜、レモンともに水分を切って、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。


5.新生姜は薄切り、レモンも薄切りにします。


6.炊飯器に新生姜、レモン、氷砂糖を層にして重ねて入れます。


7.保温のスイッチを入れ、24時間放置します。

8.24時間後、ザルで濾し、10分くらい放置しておきます。

※試してませんが12時間くらいでもいいかもしれません。
ザルで濾します。


9.あら熱が取れたら容器に入れて冷蔵します。

※生姜とレモンと捨てないでください。
炭酸、水、お酒などで割って飲みます。お好みですが4~6倍くらいに薄めるといい感じ(‘ᴗ’)

(3)保存方法
冷蔵で数ヶ月、冷凍すれば1年。(4)活用
炭酸で割ってジンジャーエール。お湯で割って生姜湯。お茶で割ればジンジャーティー。ジンジャーエールをビールで割れば、シャンディーガフ。他にもモスコミュールなどいろんなカクテルも作れるらしいです。また梅と合わせてみたり、トマトジュースで割ってみたり、ミルクに加えてみたりとアレンジいろいろです。
また、パウンドケーキやクッキーなどのスイーツにジンジャーシロップを使っても美味しいと思います。煮込み料理なんかに使ってみても美味しくなりそうです。
(5)残った生姜とレモンの活用レシピ
残った生姜とレモンの絞りかすは、干してから砂糖をまぶして生姜糖とレモンピールにしてみました!(6)ソライロポイント
炊飯器を使うのは、横着したいから!というの以外にももう1つ理由があります。それは温度を上げすぎないためです。というのも生姜を加熱したときに作られるショウガオールは、80度前後くらいがもっともよく、沸騰させてはだめなのだそうです。カラダを芯から温めてくれるショウガオールをたくさん生み出すためにも炊飯器がいいかも!という考えから使ってみました。しかも炊飯器なら放っておくだけで完成しちゃうので、超楽チンです!!これでジンジャーエールをしばらく堪能できます。自家製ジンジャーエールは市販のものよりも生姜の風味がより強く感じられてとても美味しいです。山やアウトドアで飲んだらより一層美味しいかなぁと思います。
夏は冷たいジンジャーエールですっきり、冬はホットジンジャーで体の芯から温まることができるジンジャーシロップ。いろんなシロップがありますが、もしかしたら最強かもしれませんね(‘ᴗ’)
炊飯器を使わずに作りたい方はこちら。
>> 新生姜でピンク色のジンジャーシロップの作り方と使い道
生姜のレシピは他にも!
>> 新生姜の佃煮の作り方
>> 紅生姜の作り方
>> 新生姜の甘酢漬けの作り方
>> 自家製干し生姜(生姜パウダー)の作り方
5月に作りたい保存食まとめはこちら。
>> 5月に作りたい保存食11選
6月に作りたい保存食まとめはこちら。
>> 6月に作りたい保存食13選
1年を通してどんな保存食をいつ仕込んだらいいのか?ひと目で分かる保存食カレンダー
>> 保存食カレンダー